<データの概要>

 天気予報ガイダンスは、数値予報の結果に含まれる系統誤差を補正したり、数値予報で直接には計算しない降水確率などの要素を算出したりすることによって、予報作業を支援するための応用プロダクトのひとつです。 利用する数値予報の結果に応じて、全球モデル(GSM)ガイダンス、メソモデル(MSM)ガイダンス、メソアンサンブル(MEPS)ガイダンスがあります。 それぞれの天気予報ガイダンスには、アメダス観測地点や気象官署における要素を予測する地点形式と、ある領域を碁盤状に区切った各格子点における要素を予測する格子形式があり、格子間隔は全球モデルガイダンスが 20 km でメソモデルガイダンスとメソアンサンブルガイダンスが 5 km となっています。
現在、気象庁で作成している天気予報ガイダンスの要素と形式はつぎのとおりです。

図:天気予報ガイダンスの一覧
ただし、メソアンサンブルガイダンスでは降水確率を計算しておらず、全球モデルガイダンスでは大雨発生確率を計算していません。 また、発雷確率の格子間隔はいずれのガイダンスとも 20 km としています。

○数値予報の応用プロダクト
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/whitep/1-3-11.html

<データの詳細リンク先>

 ご利用の際、フォーマットなどの詳細は以下の「気象庁情報カタログ」のページでご確認ください。

○全球モデルガイダンス
https://www.data.jma.go.jp/add/suishin/cgi-bin/catalogue/make_product_page.cgi?id=ZenModel
○メソモデルガイダンス
https://www.data.jma.go.jp/add/suishin/cgi-bin/catalogue/make_product_page.cgi?id=MesModel
○メソアンサンブルガイダンス
https://www.data.jma.go.jp/add/suishin/cgi-bin/catalogue/make_product_page.cgi?id=MesEns

<入手方法>

 気象庁情報カタログのページに記載のある通り、数値予報ガイダンスは気象業務支援センターから入手できます。