<データの概要>
メソモデルは、警報や注意報などの防災気象情報や日々の天気予報、航空機の安全運航に寄与する航空気象情報などに用いられている数値予報モデルです。
日本列島を取り囲む四辺の範囲を予測計算の対象にして、5km の格子間隔で気温や風、相対湿度、降水量、日射量等を予測します。
予測計算は3時間毎に更新され、日本時間の9時および 21 時を出発点とした予測は 78 時間先まで、その間の3時間毎の時刻からの予測は 39 時間先まで行います。
また、メソモデルは、全球モデルより格子間隔が細かいうえに、雲や降水に関するより詳細な計算を行うことから、災害をもたらすような集中豪雨の表現が可能です。
その名のとおり、気象学でいうメソスケールの現象(天気図で見られるような低気圧と積乱雲の中間にあたる規模の現象)の予測を目的とし、最長で3日程度先までの大雨や暴風を主な予測対象としています。
なお、メソモデルは、英語名称である Meso-Scale Model の略称として、MSMとも呼びます。
○メソモデル
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/whitep/1-3-6.html
<データの詳細リンク先>
ご利用の際、フォーマットなどの詳細は以下の「気象庁情報カタログ」のページでご確認ください。
○MSM 格子点データ(ファイル形式)
https://www.data.jma.go.jp/add/suishin/cgi-bin/catalogue/make_product_page.cgi?id=MesModel
<入手方法>
気象庁情報カタログのページに記載のある通り、気象業務支援センターから入手できます。