火山防災に関する用語
分類 |
用語 |
区分 |
説明 |
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想定火口(域) |
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噴火が想定されている火口あるいは火口が生じる可能性のある領域のこと。「想定火口範囲」ともいう。 |
備考 |
- 想定火口全てで火口が生じるわけではない。
- 想定火口の範囲外に火口が生じる可能性がある。
- 火山によっては、別の呼称が使われることがある「火口想定域(倶多楽)など」。
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用例 |
- 想定火口縁から概ね1kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
- 火口想定域内では、局所的に熱水、噴気、火山ガス等の噴出が見られますので、注意してください。
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警戒が必要な範囲 |
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噴火警報の対象としている火山現象(大きな噴石、火砕流、融雪型火山泥流等、発生から短時間で火口周辺や居住地域に到達し、避難までの時間的猶予がほとんどない現象)の発生により生命に危険が及ぶ範囲のこと。噴火警報は、警戒が必要な範囲を明示して発表する。噴火警戒レベルは、これらの範囲をもとに設定している。 |
備考 |
- 火山灰や小さな噴石は、風の影響を受けて、警戒が必要な範囲を超えて広範囲に達することがあるので、警戒が必要な範囲から離れていても注意が必要である。
- 空振も、警戒が必要な範囲を超えて広範囲に伝わるので、警戒が必要な範囲から離れていても注意が必要である。
- 降灰後の降雨による土石流は、噴火が終息した後も継続することがあるので注意が必要である。
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