台風への備え
災害に備える
風の強さと被害について
一般的に平均風速が15m/s以上(台風の強風域に相当)になると風に向かって歩けなくなり、 転倒する人も出てきます。また、風にあおられてドアや扉に手や指を挟まれるなどの被害も発生します。
暴風や強風が吹いているときは屋外での活動は大変危険です。不要な外出は控え台風対策は風が強くなる前に行いましょう。


事前の準備として
●家の外の備え:風雨が強くなる前に済ませましょう
- ・窓や雨戸を閉め、しっかりと鍵をかけしましょう。
- ・側溝や排水口は掃除して水はけを良くしておきましょう。
- ・風で飛ばされそうな物は飛ばないように固定したり、屋内へ移しましょう。
- ・高所での作業など屋外の点検は事前に行い、風雨が強くなってからは絶対に行わないようにしましょう。
●家の中の備え
- ・非常用品を確認しましょう。(懐中電灯、携帯用ラジオ(乾電池式)、救急用品など)
- ・室内からの安全対策をしましょう。(必要に応じて窓ガラスに飛散防止フィルムやテープなどを張ったり、カーテンやブラインドを下ろすなど)
- ・水の確保をしましょう。(断水に備えて飲料水を確保したり、浴槽に水を張って生活用水を確保するなど)
- ・非常用食品を準備しましょう。(乾パンやクラッカー、レトルト食品、缶詰など)
●避難場所の確認
- ・学校や公民館など、避難場所として指定されている場所への避難経路を確認しましょう。(市町村から避難勧告等があった場合は、すぐに従えるように準備し、あわてず速やかに避難しましょう。)
- ・日頃から家族で避難場所や連絡方法などを話し合っておきましょう。
- ・避難するときは、持ち物を最小限にして、両手が使えるようにしましょう。
- ・気象台が発表する「台風情報」、「警報・注意報」など最新の情報をテレビやラジオ、気象台ホームページから入手してください。
- ・台風接近中は不要な外出は控え、危険な場所へは近づかないようにしましょう。
- ・雨で増水した小川や側溝は境界が見えにくくなり、転落事故などが発生します。日頃は安全と思われている場所でも油断せず、危険な場所へはむやみに近づかないようにしましょう。
- ・暴風になると、風により物が飛ばされたり、飛んできた物にぶつかったり、車が転倒したりするおそれがあります。また、風にあおられてドアや扉に手や指を挟まれるなどの被害も発生します。不要不急な外出は避け、台風が過ぎ去るのを待ちましょう。
- ・海上や海岸付近では台風接近前から波が高くなり、台風が通過した後もしばらくは波が高いことが多いです。 台風接近時は海上や海岸付近に高波を見に行くなど危険な事はやめましょう。