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日本近海の海流

平成29年5月19日発表 (次回発表予定  5月31日)
気象庁地球環境・海洋部

診断(2017年5月中旬)

  • 黒潮は、都井岬、足摺岬、室戸岬、潮岬では離岸(小蛇行)して流れています。
  • 黒潮は、北緯32.5度、東経136度付近を東北東に流れ、北緯33度、東経137度付近から東に流れ、八丈島付近から南南東に流れ、北緯31.5度、東経140.5度付近から東北東に流れ、北緯32度、東経142度付近から北に流れ、北緯33.5度付近から北北東に流れ、北緯36度、東経142.5度付近から北東に流れ、北緯37度、東経143.5度付近から南東に流れています。房総半島では離岸して流れています。
  • 親潮の南限位置は、沿岸寄りの分枝が北緯40度、東経143.5度付近、沖合の分枝が北緯40度、東経147度付近にあります。親潮の面積は平年より小さくなっています。
  • 対馬暖流の勢力は、平年並となっています。

日本近海の深さ100mの水温分布図(5月18日)
日本近海の深さ100mの水温分布図(5月18日)

この図の水温は速報値です。日本近海のデータの図は、診断の発表後も、後から入手した観測値によって更新されることがあります。

解説

沖縄周辺、日本の南から関東沖にかけての海流

2017年5月中旬の沖縄周辺、日本の南から関東沖にかけての海流の実況は、表1のとおりです。

表1:沖縄周辺、日本の南から関東沖にかけての海流の実況と見通し
海域・項目 実況 向こう1か月の見通し(注)
沖縄本島から北西沖の黒潮までの距離(※1 180km付近
トカラ海峡の黒潮の通過緯度/向き(※1 北緯30.1度 / 南東
都井岬での黒潮の離岸・接岸(※1 離岸(小蛇行) 離岸(小蛇行)
足摺岬での黒潮の離岸・接岸(※1 離岸(小蛇行) 離岸(小蛇行)
室戸岬での黒潮の離岸・接岸(※1 離岸(小蛇行) 離岸(小蛇行)が続くが接岸する時期がある
潮岬での黒潮の離岸・接岸(※1 離岸(小蛇行) 離岸(小蛇行)が続くが接岸する時期がある
東海沖の黒潮流路の最南位置(※2 北緯31.5度、東経140.5度付近 北緯32.5度、東経139度付近
伊豆諸島付近の黒潮通過位置(※1 八丈島付近 八丈島付近が続くが、八丈島の南を流れる時期がある
房総半島での黒潮の離岸・接岸(※1 離岸 離岸
その他の顕著な現象 先島諸島の南西の北緯22.5度、東経123.5度付近、奄美群島の東の北緯28度、東経131.5度付近に暖水渦が、先島諸島の南東の北緯23.5度、東経125度付近、九州南東方の北緯31度、東経132.5度付近に冷水渦が、紀伊半島の南の北緯32.5度、東経135.5度付近に冷水域がそれぞれみられる

(注)『 − 』は、海面水温・海流1か月予報に記載がない項目です。

(※)が付いている項目の見方については、「海流の診断の見方」のページもあわせてご参照ください。

 

日本の東と日本海の海流

2017年5月中旬の日本の東と日本海の海流は、表2のとおりです。

表2:日本の東と日本海の海流の実況と見通し
項目 実況 向こう1か月の見通し(注)
親潮の沿岸寄りの分枝の南限位置(※3 北緯40度、東経143.5度付近 (図中A) 北緯39.5度、東経143度付近
親潮の沖合の分枝の南限位置(※3 北緯40度、東経147度付近 (図中B) なし
その他の親潮系冷水の位置 北緯38.5度、東経142.5度付近、北緯37度、東経141度付近
親潮の面積(※4 平年より小さい 平年並
津軽暖流の東端の経度(※5 東経142.5度付近(平年並)(図中C)
日本の東の黒潮系暖水の北限緯度(※6 北緯38.5度付近(平年より北)(経度は東経143.5度付近)(図中D)
その他の日本の東の海流 特にみられない
日本海の海流 対馬暖流は、山陰沖西部を北東に流れ、隠岐の北からは南東に流れ、若狭湾沖からは北に流れ、能登沖の北緯38.5度付近からは東北東に流れている
秋田沖の北緯39.5度、東経139.5度付近からは北に流れ、北緯40.5度付近からは北東に流れ、津軽海峡に達している
朝鮮半島東方および檜山沖では時計回りの流れがみられる
対馬暖流の勢力(※7 平年並 平年並

(注)『 − 』は、海面水温・海流1か月予報に記載がない項目です。

(※)が付いている項目の見方については、「海流の診断の見方」のページもあわせてご参照ください。

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