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日本近海の海流

平成30年2月20日発表 (次回発表予定  2月28日)
気象庁地球環境・海洋部

診断(2018年2月中旬)

  • 黒潮は大蛇行しています。
  • 黒潮は、足摺岬で接岸して流れ、都井岬、室戸岬、潮岬では離岸して流れています。
  • 黒潮は、潮岬の南の北緯32度、東経135.5度付近から東南東に流れ、北緯31度、東経138度付近から東北東に流れ、八丈島の南を通って、北緯32.5度、東経141度付近から北北西に流れ、北緯34.5度、東経140.5度付近から北東に流れ、北緯35度、東経141度付近から東北東に流れ、北緯35.5度、東経144度付近から東南東に流れています。房総半島では接岸して流れています。
  • 親潮の沿岸寄りの分枝の南限位置は、北緯40度、東経144.5度付近、沖合の分枝の南限位置は、北緯40度、東経146.5度付近にあり、親潮の面積は平年よりかなり小さくなっています。
  • 対馬暖流の勢力は、平年より弱くなっています。

日本近海の深さ100mの水温分布図(2月19日)
日本近海の深さ100mの水温分布図(2月19日)

この図の水温は速報値です。日本近海のデータの図は、診断の発表後も、後から入手した観測値によって更新されることがあります。

解説

沖縄周辺、日本の南から関東沖にかけての海流

2018年2月中旬の沖縄周辺、日本の南から関東沖にかけての海流の実況は、表1のとおりです。

表1:沖縄周辺、日本の南から関東沖にかけての海流の実況と見通し
海域・項目 実況 向こう1か月の見通し(注)
沖縄本島から北西沖の黒潮までの距離(※1 180km付近
トカラ海峡の黒潮の通過緯度/向き(※1 北緯29.8 度 / 南東
都井岬での黒潮の離岸・接岸(※1 離岸 離岸
足摺岬での黒潮の離岸・接岸(※1 接岸 離岸する
室戸岬での黒潮の離岸・接岸(※1 離岸 離岸
潮岬での黒潮の離岸・接岸(※1 離岸 離岸
東海沖の黒潮流路の最南位置(※2 北緯31度、東経138度付近 北緯30.5度、東経138.5度付近
伊豆諸島付近の黒潮通過位置(※1 八丈島の南 三宅島付近
房総半島での黒潮の離岸・接岸(※1 接岸 接岸
その他の顕著な現象 遠州灘、先島諸島の南の北緯24度、東経125.5度付近に暖水域が、東海沖の北緯32.5度、東経137度付近に冷水渦が、沖縄本島の南の北緯24度、東経128.5度付近に暖水渦が、それぞれみられる

(注)『 − 』は、海面水温・海流1か月予報に記載がない項目です。

(※)が付いている項目の見方については、「海流の診断の見方」のページもあわせてご参照ください。

 

日本の東と日本海の海流

2018年2月中旬の日本の東と日本海の海流は、表2のとおりです。

表2:日本の東と日本海の海流の実況と見通し
項目 実況 向こう1か月の見通し(注)
親潮の沿岸寄りの分枝の南限位置(※3 北緯40度、東経144.5度付近 (図中A) 北緯40.5度、東経143.5度付近
親潮の沖合の分枝の南限位置(※3 北緯40度、東経146.5度付近 (図中B) 北緯39.5度、東経146度付近
その他の親潮系冷水の位置 特にみられない
親潮の面積(※4 平年よりかなり小さい 平年より小さいか、かなり小さい
津軽暖流の東端の経度(※5 東経142度付近(平年並)(図中C)
日本の東の黒潮系暖水の北限緯度(※6 北緯35.5度付近(平年より南)(経度は東経142度付近)(図中D)
その他の日本の東の海流 釧路沖の北緯42.5度、東経146.5度付近、北緯40.5度、東経145.5度付近(図中E)に暖水域が、三陸沖の北緯39度、東経143度付近(図中F)、本州東方の北緯38度、東経145.5度付近(図中G)に暖水渦が、それぞれみられる
日本海の海流 対馬暖流は、山陰沖西部を北東に流れ、北緯36.5度、東経133度付近から東南東に流れ、北緯36度、東経135度付近から若狭湾沖を北東に流れている
北緯37度、東経136度付近から北に流れ、北緯39度付近から東南東に流れ、佐渡沖の北緯38.5度、東経138度付近から北に流れている
秋田沖の北緯40度付近から東に流れ、東経139.5度付近から北に流れ、北緯41度付近から東北東に流れて、津軽海峡に達している
対馬暖流の勢力(※7 平年より弱い 平年より弱い

(注)『 − 』は、海面水温・海流1か月予報に記載がない項目です。

(※)が付いている項目の見方については、「海流の診断の見方」のページもあわせてご参照ください。

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