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日本近海の海流

平成29年8月18日発表 (次回発表予定  8月31日)
気象庁地球環境・海洋部

診断(2017年8月中旬)

  • 黒潮は、都井岬では接岸し、足摺岬、室戸岬、潮岬では離岸(小蛇行)して流れています。
  • 黒潮は、潮岬の南の北緯32度、東経136度付近から東に流れ、東経138度付近から北西に流れ、北緯33.5度、東経136.5度付近から東北東に流れ、北緯34度、東経138度付近から南南東に流れ、北緯32.5度、東経139度付近から東南東に流れ、八丈島の南を通って、北緯32度、東経142度付近から北北西に流れ、北緯35度、東経141.5度付近から北東に流れ、北緯36.5度、東経143度付近から東南東に流れ、北緯36度、東経146度付近から南南東に流れています。房総半島では離岸して流れています。
  • 親潮の南限位置は、北緯39.5度、東経144度付近にあり、親潮の面積は平年より小さくなっています。
  • 対馬暖流の勢力は、平年よりかなり強くなっています。

日本近海の深さ100mの水温分布図(8月17日)
日本近海の深さ100mの水温分布図(8月17日)

この図の水温は速報値です。日本近海のデータの図は、診断の発表後も、後から入手した観測値によって更新されることがあります。

解説

沖縄周辺、日本の南から関東沖にかけての海流

2017年8月中旬の沖縄周辺、日本の南から関東沖にかけての海流の実況は、表1のとおりです。

表1:沖縄周辺、日本の南から関東沖にかけての海流の実況と見通し
海域・項目 実況 向こう1か月の見通し(注)
沖縄本島から北西沖の黒潮までの距離(※1 180km付近
トカラ海峡の黒潮の通過緯度/向き(※1 北緯30.2 度 / 南東
都井岬での黒潮の離岸・接岸(※1 接岸 接岸
足摺岬での黒潮の離岸・接岸(※1 離岸(小蛇行) 接岸する
室戸岬での黒潮の離岸・接岸(※1 離岸(小蛇行) 接岸する
潮岬での黒潮の離岸・接岸(※1 離岸(小蛇行) 離岸(小蛇行)
東海沖の黒潮流路の最南位置(※2 北緯32度、東経138度付近 北緯32度、東経138.5度付近
伊豆諸島付近の黒潮通過位置(※1 八丈島の南 三宅島と八丈島の間
房総半島での黒潮の離岸・接岸(※1 離岸 離岸
その他の顕著な現象 南大東島付近の北緯26度、東経131度付近、先島諸島の南の北緯22度、東経123.5度付近に暖水渦が、沖縄本島の南の北緯25度、東経128.5度付近、潮岬の南東の北緯32.5度、東経136.5度付近に冷水渦が、それぞれみられる

(注)『 − 』は、海面水温・海流1か月予報に記載がない項目です。

(※)が付いている項目の見方については、「海流の診断の見方」のページもあわせてご参照ください。

 

日本の東と日本海の海流

2017年8月中旬の日本の東と日本海の海流は、表2のとおりです。

表2:日本の東と日本海の海流の実況と見通し
項目 実況 向こう1か月の見通し(注)
親潮の沿岸寄りの分枝の南限位置(※3 北緯39.5度、東経144度付近 (図中A) 北緯39.5度、東経143.5度付近
親潮の沖合の分枝の南限位置(※3 なし なし
その他の親潮系冷水の位置 北緯39.5度、東経146度付近
親潮の面積(※4 平年より小さい 平年より小さい
津軽暖流の東端の経度(※5 東経143.5度付近(平年より東)(図中B)
日本の東の黒潮系暖水の北限緯度(※6 北緯37度付近(平年並)(経度は東経142.5度付近)(図中C)
その他の日本の東の海流 三陸沖の北緯41度、東経147度付近に暖水渦がみられる(図中D)
日本海の海流 対馬暖流は、山陰沖西部を北東に流れ、隠岐付近から東に流れ、若狭湾沖を北北東に流れている
佐渡沖の北緯39.5度、東経136.5度付近からは東へ流れ、東経138度付近からは北に流れ、北緯41度付近で東に向きを変え、津軽海峡に達している
対馬暖流の勢力(※7 平年よりかなり強い 平年よりかなり強い

(注)『 − 』は、海面水温・海流1か月予報に記載がない項目です。

(※)が付いている項目の見方については、「海流の診断の見方」のページもあわせてご参照ください。

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