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日本近海の海流

平成29年6月20日発表 (次回発表予定  6月30日)
気象庁地球環境・海洋部

診断(2017年6月中旬)

  • 黒潮は、都井岬、足摺岬では離岸(小蛇行)、室戸岬、潮岬では接岸して流れています。
  • 黒潮は、北緯33度、東経136度付近から東南東に流れ、北緯32度、東経138.5度付近から東北東に流れ、北緯32.5度、東経139度付近から北に流れ、三宅島付近から東北東に流れ、北緯35.5度、東経142度付近から北に流れ、北緯37度付近から東に流れ、東経143.5度付近から東南東に流れています。房総半島では接岸して流れています。
  • 親潮の南限位置は、沿岸寄りの分枝が北緯40.5度、東経144.5度付近、沖合の分枝が北緯40度、東経148度付近にあります。親潮の面積は平年よりかなり小さくなっています。
  • 対馬暖流の勢力は、平年より強くなっています。

日本近海の深さ100mの水温分布図(6月19日)
日本近海の深さ100mの水温分布図(6月19日)

この図の水温は速報値です。日本近海のデータの図は、診断の発表後も、後から入手した観測値によって更新されることがあります。

解説

沖縄周辺、日本の南から関東沖にかけての海流

2017年6月中旬の沖縄周辺、日本の南から関東沖にかけての海流の実況は、表1のとおりです。

表1:沖縄周辺、日本の南から関東沖にかけての海流の実況と見通し
海域・項目 実況 向こう1か月の見通し(注)
沖縄本島から北西沖の黒潮までの距離(※1 180km付近
トカラ海峡の黒潮の通過緯度/向き(※1 北緯30.1 度 / 東南東
都井岬での黒潮の離岸・接岸(※1 離岸(小蛇行) 離岸(小蛇行)
足摺岬での黒潮の離岸・接岸(※1 離岸(小蛇行) 離岸(小蛇行)
室戸岬での黒潮の離岸・接岸(※1 接岸 離岸(小蛇行)する
潮岬での黒潮の離岸・接岸(※1 接岸 離岸(小蛇行)する
東海沖の黒潮流路の最南位置(※2 北緯32度、東経138.5度付近 北緯31.5度、東経139.5度付近
伊豆諸島付近の黒潮通過位置(※1 三宅島付近 八丈島の南
房総半島での黒潮の離岸・接岸(※1 接岸 接岸
その他の顕著な現象 沖縄本島の南西の北緯24.5度、東経127度付近、奄美群島の東の北緯29度、東経132.5度付近に暖水渦が、先島諸島の南の北緯22度、東経124度付近、九州南東方の北緯31.5度、東経132.5度付近に冷水渦が、南大東島の南の北緯25度、東経131度付近に冷水域が、それぞれみられる

(注)『 − 』は、海面水温・海流1か月予報に記載がない項目です。

(※)が付いている項目の見方については、「海流の診断の見方」のページもあわせてご参照ください。

 

日本の東と日本海の海流

2017年6月中旬の日本の東と日本海の海流は、表2のとおりです。

表2:日本の東と日本海の海流の実況と見通し
項目 実況 向こう1か月の見通し(注)
親潮の沿岸寄りの分枝の南限位置(※3 北緯40.5度、東経144.5度付近 (図中A) 北緯40度、東経144.5度付近
親潮の沖合の分枝の南限位置(※3 北緯40度、東経148度付近 (図中B) 北緯39.5度、東経147.5度付近
その他の親潮系冷水の位置 北緯38度、東経142.5度付近
親潮の面積(※4 平年よりかなり小さい 平年より小さい
津軽暖流の東端の経度(※5 東経143度付近(平年より東)(図中C)
日本の東の黒潮系暖水の北限緯度(※6 北緯37.5度付近(平年より北)(経度は東経143度付近)(図中D)
その他の日本の東の海流 三陸沖の北緯40.5度、東経146.5度付近に暖水域がみられる
日本海の海流 対馬暖流は、山陰沖西部を東北東に流れ、隠岐の北からは南東に流れ、若狭湾沖からは北に流れ、能登沖の北緯38.5度付近からは東北東に流れている
秋田沖の北緯39.5度、東経139.5度付近からは北に流れ、北緯41度付近からは東に流れ、津軽海峡に達している
対馬暖流の勢力(※7 平年より強い 平年より強い

(注)『 − 』は、海面水温・海流1か月予報に記載がない項目です。

(※)が付いている項目の見方については、「海流の診断の見方」のページもあわせてご参照ください。

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