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日本近海の海面水温

平成30年6月20日発表 (次回発表予定  6月29日)
気象庁地球環境・海洋部

診断(2018年6月中旬)

  • 日本海、オホーツク海南部では、海面水温が平年より高い海域がほぼみられなくなり、平年より低い海域が拡大しました(図中A)。
  • 北海道東方、本州東方では、海面水温が平年より高い海域が縮小し、広い範囲で平年より低くなりました(図中B)。釧路沖、三陸沖では、海面水温が平年より高い海域が引き続きみられます(図中C)。
  • 四国沖、伊豆諸島近海では、海面水温が平年より高い海域がみられます(図中D)。東海沖では、海面水温が平年よりかなり低い海域が引き続きみられます(図中E)。
  • 東シナ海北部では、海面水温が平年よりかなり高い海域が縮小しました(図中F)。
  • 東シナ海南部、沖縄の南、沖縄の東では、海面水温が平年よりかなり高い海域がほぼみられなくなり、平年より低い海域が広い範囲でみられるようになりました(図中G)。
  • 父島近海、南鳥島近海の北緯25度以北では、海面水温が平年よりかなり高い海域がほぼみられなくなりました(図中H)。

日本近海の海面水温平年差分布図(6月19日)
日本近海の海面水温平年差分布図(6月19日)

海面水温の平年値(1981〜2010年の30年間の平均値)からの差を示しています。 平年差は、図の右にある0.5℃ごとのスケールと同じ色で色分けされています。 内湾域等は、薄い灰色で示しています。また、海氷のために海面水温のデータがない海域は、灰色の網掛けで示しています。

この図の海面水温平年差は速報値です。日本近海のデータの図は、診断の発表後も、後から入手した観測値によって更新されることがあります。

解説

日本近海の海面水温

日本海、オホーツク海南部では、寒気と強風の影響により、海面水温が平年より高い海域がほぼみられなくなり、平年より低い海域が拡大しました(図中A)。

北海道東方、本州東方では、寒気と強風の影響により、海面水温が平年より高い海域が縮小し、広い範囲で平年より低くなりました(図中B)。釧路沖、三陸沖では、下層の暖水の影響により、海面水温が平年より高い海域が引き続きみられます(図中C)。

四国沖、伊豆諸島近海では、海面水温が平年より高い海域がみられます(図中D)。東海沖では、黒潮の大蛇行の影響で、海面水温が平年よりかなり低い海域が引き続きみられます(図中E)。

東シナ海北部では、海面水温が平年よりかなり高い海域が縮小しました(図中F)。

東シナ海南部、沖縄の南、沖縄の東では、台風第5号、第6号による強風や寡照の影響により、海面水温が平年よりかなり高い海域がほぼみられなくなり、平年より低い海域が広い範囲でみられるようになりました(図中G)。

父島近海、南鳥島近海の北緯25度以北では、強風や寡照の影響により、海面水温が平年よりかなり高い海域がほぼみられなくなりました(図中H)。

今後の見通し

オホーツク海南部、日本海北部、東シナ海南部の海面水温は、向こう1か月、平年並か平年より低いでしょう。

北海道南東方、本州東方の海面水温は、向こう1か月、平年より高くなるでしょう。

日本海南部、東シナ海北部、四国・東海沖、関東南東方の海面水温は、向こう1か月、平年並か平年より高い見込みですが、紀伊半島の南から東海沖では平年より低いでしょう。

沖縄の東、沖縄の南の海面水温は、向こう1か月、平年より低いでしょう。


日本近海の各海域の海面水温について

日本近海の各海域および日本海全体の海面水温を、他の診断ページにてそれぞれ解説しています。 ページ下部の「関連情報」のリンクより、各海域の診断ページをご覧下さい。

海面水温の診断にあたって

  • 1981〜2010年の30年間に出現した海面水温の上位1/3以上を「平年より高い」、下位1/3以下を「平年より低い」とし、それらを除いた中央1/3の範囲を「平年並」としています。また、上位(下位)1/10以上(以下)を「平年よりかなり高い(低い)」としています。

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