関東大震災について まなぼう
100年前に関東で大震災があった?!
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9月1日は、「防災の日」です。その9月1日に、何があったか知っていますか?
いまからちょうど100年前の1923年(大正12年)9月1日、大きな地震がありました。
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どんな地震だったの?
時間は11時58分でした。
地震のエネルギーの大きさはマグニチュード7.9でした。
地震の揺れの強さは最大で震度6でした。
(当時は、震度の階級の最大が6まででした。)
どんな被害があったの?
大きな建物が倒れたり、あちこちで火事がおこりました。海では津波がやってきたり、山では大きな土砂崩れもおこりました。
火災
東京駅のまわりも火事で焼けてしまいました。
東京だけでなく、横浜でも大きな火事がありました。
津波と土砂災害
地震が原因で大きな津波が押し寄せて、たくさんの人や家が飲み込まれました。
地震の揺れであっという間に山が雪崩のようにくずれて、たくさんの家が土砂に巻き込まれて流されてしまいました。
そのほか
石を積み上げて作られた灯籠(昔の照明)が、バラバラに崩れてしまいました。
鉄筋コンクリートでできた頑丈な建物も、大きく傾いてしまいました。
100年前と今との違い
今は震度を機械ではかっていますが、100年前は人が体で感じた揺れや室内の様子(家具や、吊り下げた電灯の揺れなど)で震度を決めていました。
関東大震災では、その当時では一番すごい揺れを表す震度6でした。
今の震度は・・・・
「震度0」「震度1」「震度2」「震度3」「震度4」「震度5弱」「震度5強」「震度6弱」「震度6強」「震度7」の10段階あります。
震度について
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関東大震災の震度分布図(クリックで拡大) |
地震と津波に備えよう!
緊急地震速報を見聞きしたり、地震の揺れを感じたら、あわてずまず身の安全を確保しましょう。
いざというときにどうするか、下の例を参考にして、家族の人と話し合っておきましょう。
普段からも地震の備えをしましょう。
こどもむけリーフレット
動画
もっと知りたいときは・・・・
関東大震災の資料や写真・動画を見ることができます。むずかしいときは大人といっしょに見てください。