釧路地方の春(3〜5月)

釧路地方の春は、一年の中で最も爽やかな季節です。


天気が周期的に変わることが多くなります。

移動性高気圧と低気圧が交互に通過するので、晴れや雨の日が周期的にやってきます。
移動性高気圧に覆われると、温暖な晴天になります。


春先は発達した低気圧が近づくと暴風雪になることもあります。

春先は低気圧が北海道付近で発達し、暴風雨や暴風雪となり、大きな災害を引き起こすこともあります。
低気圧前面では、暖かく湿った空気が流入し、気温が急上昇します。
一方、低気圧後面では、冷たい空気を引き込むため、気温が急降下し季節外れの大雪や遅霜になります。
このように低気圧の前面と後面では、気温の変化が大きくなります。

低気圧前面

低気圧後面

服装ポイント

気温上昇は他の地方に比べて緩やかで、4月でも冬日になる日があります。 まだまだ、コートやジャケット等の上着は必要です。
春先でも雪が降ることがあり、靴選びにも注意が必要です。

はれるん

季節の便り 生物季節観測の平年値*一覧表

地点 桜の開花日 桜の満開日
釧路 5月16日 5月19日
帯広 5月 2日 5月 5日
札幌 5月 1日 5月 6日
稚内 5月13日 5月16日

釧路は日本の春の終着駅です。

注)末尾に 別へのリンクサイトアイコン が付加されているものは気象庁ホームページ(https://www.jma.go.jp/)札幌管区気象台ホームページ内のページへのリンクです。

注) 平年値*は1991~2020年の30年間の平均値です。

注)地図の描画には、GMT(The Generic Mapping Tools)を使用しています。

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