オゾン層・紫外線
オゾンは成層圏(10~50km上空)に多く存在しており、このオゾンの多い層をオゾン層といいます。 オゾン層は、太陽からの有害な紫外線を吸収し、地上の生態系を保護しています。 現在、クロロフルオロカーボン類などから生じた塩素・臭素によるオゾン層破壊が、ほぼ全世界で生じています。 オゾン層破壊は、特に南極域の春季に発生するオゾンホールに顕著に現れています。 このようなオゾン層破壊に伴って、有害紫外線(UV-B)の増加による皮膚がんや白内障など人の健康への影響が懸念されています。また、オゾン層破壊により大気の循環が変化し、気候や地上付近の天候にも影響を及ぼすことが報告されています。
お知らせ/トピックス
- 2022年4月26日 オゾン層のデータ集、紫外線のデータ集に2022年3月の月統計結果を掲載しました。
- 2022年3月28日 オゾン全量の経年変化、紫外線の経年変化のページを更新しました。オゾン全量の経年変化については、「世界のオゾン全量の経年変化」図において、2016年から2021年までの衛星観測値の修正を行いました。
- 2022年3月28日 データの見直し及び測定装置の再較正により、オゾン層のデータ集の昭和基地の2011年2月から2014年1月まで、2017年1月から2018年1月までのオゾン全量観測データを更新しました。
- 2022年3月28日 測定装置の再較正により、紫外線のデータ集のつくばと昭和基地の2021年1月から12月までの紫外線観測データを更新しました。
- 2022年2月28日 オゾン層のデータ集の月平均オゾン全量の世界分布図に、日本域を対象とした詳細な分布図を新規掲載しました。
- 2022年2月28日 オゾン層のデータ集の日別オゾン全量の年間推移グラフに、南鳥島と昭和基地を新規掲載しました。
- 2022年2月28日 測定装置の再較正及びデータ見直しにより、オゾン層のデータ集の札幌の2021年5月から2021年11月まで、つくばの2021年8月から2021年11月までのオゾン全量観測データを更新しました。
- 2022年1月27日 南極オゾンホールの状況(2021年)を更新しました。
- 2022年1月27日 南極オゾンホールの経年変化のページに、2021年のデータ(日別のオゾンホール面積の年積算値、オゾンホールの消滅日)を掲載しました。
- 2021年11月30日 データの見直しにより、オゾン層のデータ集の2021年1月から6月までのつくばの月平均オゾン分圧の高度分布グラフを更新しました。
- 2021年11月17日 南極オゾンホールの経年変化のページに2021年のデータ(オゾンホールの年最大面積、オゾン欠損量の年最大値、領域最低オゾン全量の年極値)を掲載しました。
- 2021年11月17日 南極オゾンホールの年最大面積の経年変化、南極域の月平均オゾン全量分布図のページに2021年のデータを掲載しました。
- 2021年10月14日 オゾンホール面積の算出方法の誤りにより、南極オゾンホールの状況(2020年)、南極オゾンホールの経年変化、南極オゾンホールの年最大面積の経年変化のオゾンホール面積の値及び関係する図表を修正しました。詳細は更新履歴をご覧ください。
- 2021年9月7日 オゾン層・紫外線の年のまとめ(2020年)を掲載しました。
- 2021年9月7日 世界のオゾン層の状況(2020年)、北半球高緯度のオゾン層の状況(2020年)、日本(札幌、つくば、那覇)及び南極昭和基地の上空のオゾン層の状況(2020年)を公開しました。
診断情報
診断情報 最新のオゾン層・紫外線の状況です |
オゾン層 |
南極オゾンホール
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紫外線 |
紫外線の経年変化 |
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各年のオゾン層・紫外線の状況をまとめています |
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WMO(世界気象機関)とUNEP(国連環境計画)が連携し、オゾン層破壊に関する状況を総合的にまとめた報告書です |