2026年春(3月〜5月)の天候

2026年6月1日 作成

2026年春(3月〜5月)の特徴

* 気温は、全国的にかなり高かった

平均気温は、暖かい空気に覆われやすかったため、全国的にかなり高かった。特に、西日本では1946年の統計開始以降、春として1位タイの高温となった。

* 降水量は、全国的に平年並だった

降水量は、低気圧の影響を受けやすい時期と受けにくい時期があったため、全国的に平年並だった。

* 日照時間は、東日本日本海側でかなり多く、北・西日本日本海側、北・東日本太平洋側、沖縄・奄美で多かった

日照時間は、移動性高気圧に覆われやすかった東日本日本海側でかなり多く、北・西日本日本海側、北・東日本太平洋側、沖縄・奄美で多かった。

概況

日本付近では、3月前半や4月下旬から5月前半にかけて寒気の影響を受けた時期があったが、そのほかの期間は暖かい空気に覆われやすかったため、春の平均気温は全国的にかなり高かった。西日本では、春の平均気温平年差は+1.4℃となり、1946年の統計開始以降、春として1位タイの高温となった。また、地球温暖化等の長期的な気候変動の監視に用いる15地点の観測値による日本の春の平均気温(*)の基準値からの偏差は+1.54℃で、2023年の+1.59℃に次いで、統計を開始した1898年以降の春として2位の高温となった。 春の日照時間は、移動性高気圧に覆われやすかった東日本日本海側でかなり多く、北・西日本日本海側、北・東日本太平洋側、沖縄・奄美で多かった。春の降水量は、低気圧の影響を受けやすい時期と受けにくい時期があったため、全国的に平年並だった。

(*)観測データの均質性が長期間確保でき、かつ都市化等による環境の変化が比較的小さい地点から、地域的に偏りなく分布するように選定した 15 地点(網走、根室、寿都、山形、石巻、 伏木、飯田、銚子、境、浜田、彦根、宮崎、多度津、名瀬、石垣島)の気象台等の観測値を用いた統計

平均気温は、北日本、東日本、西日本、沖縄・奄美ではかなり高かった。

降水量は、北日本日本海側、北日本太平洋側、東日本日本海側、東日本太平洋側、西日本日本海側、西日本太平洋側、沖縄・奄美では平年並だった。

日照時間は、東日本日本海側ではかなり多かった。北日本日本海側、北日本太平洋側、東日本太平洋側、西日本日本海側、沖縄・奄美では多かった。西日本太平洋側では平年並だった。

気温、降水量、日照時間等の気候統計値

平均気温平年差、降水量平年比、日照時間平年比の分布 地域平均平年差、地域平均平年比の1位の値の更新状況
(図表)気温平年差、降水量平年比、日照時間平年比の分布

* 平均気温の高い記録を更新した地域

九州北部地方

西日本(タイ)、関東甲信地方(タイ)、北陸地方(タイ)、中国地方(タイ)

* 平均気温の低い記録を更新した地域

なし

* 降水量の多い記録を更新した地域

なし

* 降水量の少ない記録を更新した地域

なし

* 日照時間の多い記録を更新した地域

なし

* 日照時間の少ない記録を更新した地域

なし

旬降水量の地域平均平年比、旬間日照時間の地域平均平年比の経過 平均気温の地域平均平年差の経過(5日移動平均)
(図表)旬降水量の地域平均平年比、旬間日照時間の地域平均平年比の経過
この図は翌月はじめに作成したものです。数日後により新しいデータを反映して図を作成していますので、引用等する場合は可能な限りこちらに掲載の図をご利用ください。(※1
(図表)気温の地域平均平年差の経過(5日移動平均) この図は翌月はじめに作成したものです。数日後により新しいデータを反映して図を作成していますので、引用等する場合は可能な限りこちらに掲載の図をご利用ください。(※1

月別の天候経過

3月の天候

4月の天候

5月の天候

循環場

500hPa高度場等の特徴

寒帯前線ジェット気流はユーラシア大陸東部で北に蛇行し、日本の北を流れやすかった。日本付近の500hPa高度は平年より高く、全国的に暖かい空気に覆われやすかった。海面気圧は、日本海から日本の東にかけて平年より高く、東日本日本海側を中心に高気圧に覆われやすかった。日本の南では海面気圧が平年より低く、本州南岸を低気圧が通過した時期もあった。

月別値で作成した図を表示しています。 (※2、翌月はじめに暫定版として作成・掲載している日別値の図はこちら 翌月はじめに暫定的に日別値で作成した図で、月末までのデータを含まない事があります。6日頃に月別値で作成した図を掲載します。(月別値の図は掲載後にこちらで確認できます)
2026年春(3月〜5月)平均500hPa高度・偏差の分布(単位:m) 2026年春(3月〜5月)平均850hPa気温・偏差の分布(単位:℃)
2026年春(3月〜5月)平均海面気圧・偏差の分布(単位:hPa) 2026年春(3月〜5月)平均外向き長波放射量の偏差の分布(単位:W/m2
外向き長波放射量(OLR)の図は翌月数日経ってから作成しています。
※ 米国海洋大気庁(NOAA)が作成する外向き長波放射量(OLR)のデータが欠損により利用できない場合には、OLR偏差図は描画されません。

資料





: 特に作成日の言及がない図は、本資料を掲載した月初時点に作成したものです。

※1 : リンク先の図表類は、平年値更新時などに再作成されることがあります。リンク先にある平年値期間などの記述をご確認ください。

※2 : こちらに掲載しているものと同じ図を表示しています。平年値が変わった場合などには図を再作成することがあるため、解説内容と齟齬が生じることもあります。

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