1. 季節ごとの天候の変化(平年の様子)
  2. 平年と大きく違う天候の例

フェーン現象

風が山を越えて、斜面に沿って下降したときに、風下側で気温が高くなることがあり、そのような現象を「フェーン現象」と呼びます。
フェーン現象の発生過程には、「湿ったフェーン現象」と「乾いたフェーン現象」があります。

2011年5月7日9時 地上天気図
2011年5月7日9時 地上天気図

5月7日は、日本海の低気圧に吹き込む南風により、西日本から北日本の日本海側で気温が上昇。 北陸地方では、フェーン現象により平年に比べ4℃~7℃最高気温が高くなりました。

2007年8月2日9時 地上天気図
2007年8月2日9時 地上天気図

台風は宮崎県日向市付近に上陸。8月2日は、北陸地方ではフェーン現象により猛暑日になった所が多く、 富山市では平年より6℃以上も高い38.5℃を観測しました。

北陸地方でのフェーン現象による高温の影響は、水稲の品質の低下や、 急激な温度上昇による肉用鶏の死亡事故など畜産業にも及びます。熱中症の危険性も高まることから、 フェーン現象に限らず高温が予想される場合は、「高温に関する早期天候情報」や 「長期間の高温に関する気象情報」が発表されます。

<模式図>  色の凡例
湿ったフェーン現象の模式図 乾いたフェーン現象の模式図