細線(灰):毎年の年平均気温
太線(青):5年移動平均値
直線(赤):長期変化傾向(この期間の平均的な変化傾向)、統計切断した観測所を除き全ての観測所において信頼度水準99%で統計的に有意
銚子▲:1892年8月、1897年8月観測場所移転 移転の影響を除去するための補正を行っており、公開されている観測データとは値が異なる
成田:2002年以前の観測データは成田航空地方気象台気象年表より作成
欠測:茂原1984,2019,2020年、坂畑1982,1983,2010年、鴨川2010年、銚子1945年、勝浦1911年、我孫子2010年、香取1999年、船橋1998,1999年、木更津2006年
観測所の移転により統計切断された観測所 ( )内の年月日は統計切断日:我孫子(2010年3月11日)、香取(1999年10月12日)、船橋(1999年8月3日)、木更津(2006年9月22日)
▲:移転の前後で観測データは均質ではない
(注1)「Automated Meteorological Data Acquisition System」の略で、気象庁の「地域気象観測システム」のこと。詳しくは「地域気象観測システム(アメダス)」でご覧いただけます。
(注2)気象観測(統計)データを活用するにあたっては、用いるデータの質が同じである(均質性がある)ことが重要です。例えば、アメダス観測場所の移転や周辺環境の変化、気象観測測器の変更や観測方法の変更があった場合には、その前後で観測データの質が変わることがあります。このような場合、一定の条件を満たせば統計を接続し、満たすことができなければ統計を切断するといった処理を行っています。詳しくは「気象観測統計の解説」の第3章(3.3.2 地域気象観測統計)でご覧いただけます。
各グラフの中で「50年あたり約XX℃の上昇」として変化量を示しています。これを「100年あたり約XX℃の上昇」のように言い換えることは、過去から現在の状況が未来も続くとは限らないので避けてください。「長期変化傾向(トレンド)に関するよくある質問」を気象庁ホームページに掲載しています。
気象庁では、地球温暖化による影響を検出するために、世界の年平均気温や日本の年平均気温の経年変化を監視しています。
全国(13地点平均)の真夏日、猛暑日、冬日、熱帯夜の年間日数を「大雨や猛暑日など(極端現象)のこれまでの変化」に掲載しています。