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標高と紫外線

 紫外線は、上空から地上に到達する間に、空気分子やエーロゾルにより散乱され、その強度は弱くなります。 標高が高いと、その地点から上空の大気の量は少ないので、紫外線は散乱を受けにくくなり、その地点で受ける紫外線は強くなります(下左図参照)。 また、標高が高いと、大気を通過する際のオゾンによる吸収も少なくなり、紫外線は強くなります。 一般的には、UVインデックスは標高が1000m高くなると約10%増加するとされています。
 下右図に、4月の正午頃のUVインデックス(推定値)の分布を示します。  UVインデックスは、通常、北から南に行くほど大きくなりますが、標高の高い地域では同緯度の低地に比べUVインデックスの値が高くなっていることがわかります。
 山頂で大気が非常に澄んでいる場合などには、先に示した割合以上に紫外線は強くなることがあります。  例えば、ドイツでは1000m当たり50%以上も増加したとの観測結果があります。  登山など標高の高い場所に出かける際には、山麓に比べて多くの紫外線を浴びるので、UVインデックスに応じた紫外線対策をとるようにしましょう。


標高と紫外線の関係 晴天時UVインデックス(推定値)

標高が高いと、上空の大気の量が少なく、紫外線が散乱される割合は小さくなります。

4月の正午頃の晴天時UVインデックス(推定値)。エーロゾル量は一定と仮定しています。地形は20km四方の平均的な標高を用いています。本州中部の標高の高い地域では、UVインデックスの値が高くなっています。

UVインデックスに応じた紫外線対策についてはこちらです。



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