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オゾンホールの状況(2018年)

平成30年9月20日更新

診断

  (注意)2018年のオゾンホールの実況を9月~翌年1月頃まで毎月更新して報告しています。掲載したデータは速報値ですので、今後値が見直される場合があります。

オゾンホール

  オゾンホールは、南極上空のオゾン量が極端に少なくなる現象で、オゾン層に穴の空いたような状態であることからその名が付けられました。南半球の冬季から春季にあたる8~9月ごろ発生、急速に発達し、11~12月ごろに消滅するという季節変化をしています。1980年代初めからこのような現象が観測されています。

2018年の南極域上空のオゾン層・オゾンホール

  衛星観測によると、2018年の南極オゾンホールは8月中旬に観測され、その面積は8月下旬に急速に拡大し、9月に入っても拡大を続けています(図1)。 最近10年間の平均値と比較すると、8月下旬から平均値より大きくなり、9月上旬は平均値程度で推移しましたが、9月中旬は再び平均値より大きく推移しています。 9月16日現在までの南極オゾンホール面積の最大値は、2,420万km2 (南極大陸の約1.7倍)となっています(図2)。

オゾンホールの面積の推移 オゾン全量南半球分布図

図1 オゾンホールの面積の推移

  オゾンホールの規模を示す要素の一つであるオゾンホールの面積(オゾン全量が220m atm-cm以下の領域の面積)の推移。赤線は2018年、 橙線は2017年、黒線は過去10年間(2008~2017年)の平均値です。濃い紫色の領域の上端と下端は2008~2017年の最大値・最小値を表しています。 また、緑色の破線は南極大陸の面積です。米国航空宇宙局(NASA)提供の衛星観測データ(OMIデータ)をもとに作成。

図2 2018年09月16日のオゾン全量南半球分布図

  中央の灰色の部分がオゾンホール。図の放射状に細長く広がっている白い領域は、衛星データが欠測となった領域です。 図中の印は、昭和基地の位置(南緯69度、東経39度付近)を示しています。 米国航空宇宙局(NASA)提供の衛星観測データ(OMIデータ)をもとに作成。




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