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オゾン層・紫外線

用語解説

用語名 解説
オゾン全量 ある地点の上空に存在するオゾンの総量を表す。大気の上端から下端までの全層に存在するオゾンを全て仮に地表付近に集め、これを0℃、1気圧にしたときの厚さをいう。cm単位での数値を1000倍してm atm-cm(ミリアトムセンチメートル)という単位で表す。この単位はドブソンユニット(DU)ともいう。300m atm-cmは、0℃、1気圧で厚さが3mmとなる。
オゾン分圧 ある高さでの大気の圧力(気圧)は、各種気体成分の圧力(分圧)の総和で表される。これらの圧力のうち、オゾンが占める圧力をオゾン分圧という。
オゾンホール 南極上空のオゾン量が極端に少なくなる現象で、オゾン層に穴のあいたような状態であることから名づけられた。南半球の冬季から春季にあたる8月から10月ごろに発生・発達し、11月から12月ごろに消滅するという季節変化をしている。
UV-B量 紫外線は波長により、A領域(UV-A;波長315〜400 nm(ナノメートル))、B領域(UV-B;波長280〜315 nm)、C領域(UV-C;波長100〜280 nm)に分けられる。UV-B量は、B領域の波長範囲の紫外線強度を積算して求めた量。
紅斑(こうはん)紫外線量 太陽光に含まれる紫外線を継続的に浴びると、皮膚が赤くなる(紅斑)などの変化が起きる。これが長年にわたって繰り返されると、皮膚ガンや白内障の発症率の増加など健康に悪影響を与えることが知られている。紅斑紫外線量は、人体に及ぼす影響を示すために、波長によって異なる影響度を考慮して算出した紫外線量である。 詳細は、「UVインデックスを求めるには」を参照のこと。
UVインデックス 紫外線が人体に及ぼす影響度をわかりやすく示すために紅斑紫外線量を指標化したもの。現在、世界保健機関(WHO)などでは、UVインデックスを用いた紫外線対策を行うよう奨めている。国内でも環境省からUVインデックスが3以上の場合はできるだけ日差しを避け、8以上の場合はできるだけ外出を控えたほうがよいといった具体的な対処方法が示されている。
(参考)紫外線による健康被害の予防
UVインデックス(推定値) 上空のオゾン全量や気象台・アメダスで観測された日照時間などのデータ(1時間積算値)を用いて解析・推定した値。UVインデックス(解析値)ともいう。
参照値 オゾン・紫外線の変動を表すための基準として用いる一定期間の累年平均値。地上気温などほかの気象要素が1981〜2010年の30年間平均を「平年値」としていることに対し、オゾン・紫外線は期間や年数が通常の「平年値」と異なることから「参照値」と称している。参照値の期間は各コンテンツ内に掲載しているが、主な考え方は以下のとおり。
世界平均のオゾン量の減少傾向が止まり、オゾン量が少ない状態で安定していた1994〜2008年の平均をオゾン量の参照値としている。紫外線量の参照値についても、オゾン量の変動と比較しやすいようにオゾン量と同じ期間とした。なお、1994〜2008年の期間でデータの一部が存在しない要素については、参照値期間が短くなっている。

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