世界の季節ごとの異常気象----------- 対象期間:

この期間の主な異常気象・気象災害

異常気象分布図
異常気象の種類地域(時期)概況
1大雨九州
  • 活発な梅雨前線の影響により、7月に九州で30人が死亡、2人が行方不明と伝えられた(消防庁)。
2多雨南西諸島〜フィリピン北部
  • 鹿児島県の名瀬では、3か月降水量が1706.0mm(平年比194%)となり、3か月降水量としては過去最多となった(統計開始:1897年)。
  • フィリピン北部では、8月に台風第11号とモンスーンによる大雨のため、100人以上が死亡したと伝えられた(フィリピン政府)。
3台風韓国・中国・ベトナム
  • 韓国では、8月に台風第14号、第15号の影響により15人以上が死亡したと伝えられた(韓国政府)。
  • 中国では、8月に台風第9号、第10号、第11号の影響により、50人以上が死亡したと伝えられた(中国政府)。
  • ベトナムでは、8月に台風第13号の影響により、20人以上が死亡したと伝えられた(ベトナム気象局)。
4多雨中央シベリア南部〜中国北部
  • 中央シベリア南部のキレンスク:3か月降水量286mm(平年比162%)。
  • 中国北部のニンシアホイ族自治区インチョワン(銀川):3か月降水量216mm(平年比209%)。
5高温西シベリア
  • 西シベリアのバラビンスク:3か月平均気温20.2℃(平年差+2.8℃)。
6大雨インド北東部・バングラディシュ南東部
  • インド北部のアッサム州では、6月に大雨による洪水と地滑りにより、70人以上が死亡したと伝えられた(インド政府)。
  • バングラディシュ南東部では、6月に大雨による地滑りと鉄砲水により、120人以上が死亡したと伝えられた(バングラディシュ政府)。
7大雨インド北部・パキスタン北部
  • インド北部のウッタラーカンド州では、8月上旬の大雨により、30人以上が死亡したと伝えられた(インド政府)。
  • 8月下旬の大雨により、パキスタン北部で20人以上、インド北西部で10人以上が死亡したと伝えられた(パキスタン政府、インド政府)。
8大雨ロシア南部
  • ロシア南部のクラスノダール地方では、7月上旬の大雨により発生した洪水で170人以上が死亡したと伝えられた(ロシア内政省)。
9多雨ドイツ・イギリス及びその周辺
  • ドイツのポツダム:3か月降水量282mm(平年比151%)。
  • イギリスのヘルネ:3か月降水量328mm(平年比220%)。
10高温少雨地中海周辺
  • ボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボ:3か月平均気温22.6℃(平年差+3.0℃)。
  • ブルガリアのクルドジャリ:3か月降水量27mm(平年比26%)。
11大雨ニジェール
  • 8月上旬以降の断続的な大雨により48万人以上が被害を受け、60名以上が死亡したと伝えられた(外務省)。
12高温カナダ東部・西部
  • カナダ東部のシェファービル:3か月平均気温14.0℃(平年差+2.8℃)。
  • カナダ西部のコールドレーク:3か月平均気温18.2℃(平年差+2.1℃)。
13高温少雨米国中部
  • 米国インディアナ州のインディアナポリス:3か月平均気温25.5℃(平年差+2.1℃)
  • 米国ネブラスカ州のノーフォーク:3か月降水量48mm(平年比17%)。
  • 米国では、7月の月平均気温が1895年以降で最も高くなり、6月〜8月の3か月平均気温は3番目に高かったと伝えられた(米国海洋大気庁)。
  • 米国中西部での高温と少雨による大きな農業被害が伝えられた(米国農務省)。
14多雨メキシコ湾周辺
  • 米国ルイジアナ州のニューオーリンズ:3か月降水量848mm(平年比168%)
3か月平均気温偏差規格化階級分布図

3か月平均気温偏差規格化階級分布図

3か月降水量平年比階級分布図

3か月降水量平年比階級分布図

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