火山活動の状況(口永良部島)

火山:

口永良部島の活動状況

火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)

最近1週間以内に発表した情報

現在の警戒事項等

 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

噴火警報の対象市町村

 以下の市町村では、火口周辺で入山規制などの警戒をしてください。
 鹿児島県:屋久島町

噴火警報・予報(1行目をクリックすると全文表示します)

令和6年4月13日12時35分 福岡管区気象台・鹿児島地方気象台発表

火山の状況に関する解説情報

令和6年9月16日16時00分 福岡管区気象台・鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 9月13日から16日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせします。

火山活動の状況

 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は観測されませんでした。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上300mまで上がりました。
 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、概ね多い状態で経過しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、観測されませんでした。
 
 また、GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から11月頃にかけて古岳付近の膨張を示す変動が観測されており、現在も膨張した状態が維持されています。11月以降、古岳付近のさらなる膨張を示す変動は観測されていません。
 
 口永良部島では、火口付近の浅いところでやや活発な地震活動が継続しており、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量や古岳の地熱活動は、2023年6月以前と比べて高まった状態で推移しています。新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲、及び向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。

防災上の警戒事項等

 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

最新の火山情報

一番最後に発表した情報を掲載しています。臨時で発表した火山活動解説資料のみ過去1ヵ月分を掲載しています。

過去に発表した火山情報

口永良部島の噴火警戒レベル

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噴火警戒レベルリーフレット 噴火警戒レベルリーフレット
噴火警戒レベルリーフレット[PDFファイル:1.5MB]

口永良部島の防災マップ

画像をクリックすると大きくなります
防災マップ



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