室蘭地方気象台長からのメッセージ


 日頃から室蘭地方気象台のホームページをご利用いただきありがとうございます。
 台長の市川 真人(いちかわ まさと)と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

 室蘭地方気象台は、大正12年1月に室蘭測候所として室蘭市緑町1丁目で業務を開始しました。その後、昭和27年には現在地の山手町2丁目に移転して、100年以上にわたり室蘭市で業務を続けております。
 そして今年は、明治8年6月1日に東京府第二大区(のち赤坂区)溜池葵町において気象庁の前身である東京気象台が気象業務を開始してから、150年の節目の年となります。

  胆振・日高地方は、北海道の南西に位置し、太平洋及び内浦湾(噴火湾)に面しており、ウトナイ湖を擁する勇払原野を除いて山地が海岸近くまで迫っています。そして、胆振地方の平地の背後には、有珠山、倶多楽、樽前山等の火山群、日高地方の背後には、急峻な日高山脈が迫る変化に富んだ地形となっています。
 このような地形の特性による自然災害から住民の皆さんや当地方を訪れる皆さんの安全・安心に少しでも貢献できるよう、平時から市町の皆さんとの対話を深め、異常時には振興局や国の出先機関と連携して市町の防災活動をサポートするなど、地域の気象防災に一層貢献するため室蘭地方気象台職員一丸となって進めてまいります。


 どうぞよろしくお願いいたします。

台長写真

令和7年4月

室蘭地方気象台長 市川 真人