日本近海の海流(月概況)

令和8年6月22日 気象庁発表
(次回発表予定  7月21日)

診断(2026年5月)

黒潮(表1)
  • 黒潮は、都井岬では、月を通して離岸して流れていました。足摺岬では、上旬、中旬は離岸、下旬は接岸して流れていましたが一時離岸していました。室戸岬、潮岬では、月を通して接岸して流れていました。
  • 伊豆諸島付近では、上旬、中旬は三宅島と八丈島の間を、下旬は三宅島付近を流れていました。
親潮・対馬暖流(表2)
  • 親潮の南限位置は、上旬は北緯40度、東経145度付近、中旬、下旬は北緯41度、東経144.5度付近でした。
  • 親潮の面積は、月を通して平年よりかなり小さくなっていました。
  • 対馬暖流の勢力は、上旬は平年より強く、中旬、下旬は平年よりかなり強くなっていました。

日本近海の深さ100mの月平均水温分布図(2026年5月)
日本近海の深さ100mの月平均水温分布図(2026年5月)

この図の水温は速報値です。日本近海のデータの図は、診断の発表後も、後から入手した観測値によって更新されることがあります。

解説

沖縄周辺、日本の南から関東沖にかけての海流

2026年5月の沖縄周辺、日本の南から関東沖にかけての海流の実況は、表1のとおりでした。

表1:沖縄周辺、日本の南から関東沖にかけての海流の旬ごとの経過
海域・項目 上旬 中旬 下旬
都井岬での黒潮の離岸・接岸(※1 離岸 離岸 離岸
足摺岬での黒潮の離岸・接岸(※1 離岸 離岸 接岸、一時離岸
室戸岬での黒潮の離岸・接岸(※1 接岸 接岸 接岸
潮岬での黒潮の離岸・接岸(※1 接岸 接岸 接岸
東海沖の黒潮流路の最南位置(※2 なし なし なし
伊豆諸島付近の黒潮通過位置(※1 三宅島と八丈島の間 三宅島と八丈島の間 三宅島付近
房総半島での黒潮の離岸・接岸(※1 離岸 離岸、一時接岸 接岸
その他の顕著な現象 東海沖では、上旬に北緯34度、東経138.5度付近に冷水域が、中旬に北緯34度、東経137.5度付近、下旬に北緯34度、東経138.5度付近に冷水渦が、それぞれみられた
南大東島の北東では、上旬に北緯26.5度、東経131.5度付近に冷水渦がみられた
南大東島の南から南西では、上旬、中旬に北緯24度、東経131度付近、下旬に北緯24.5度、東経130度付近に冷水渦がみられた
奄美群島の南東から東では、上旬に北緯27.5度、東経130度付近、中旬に北緯28度、東経130.5度付近に暖水域がみられた
宮古島の南東から南では、上旬に北緯24度、東経126.5度付近、中旬に北緯24度、東経126度付近、下旬に北緯23.5度、東経125.5度付近に冷水渦がみられた

(※)が付いている項目の見方については、「海流の診断の見方」のページもあわせてご参照ください。

 

日本の東と日本海の海流

2026年5月の日本の東と日本海の海流は、表2のとおりでした。

表2:日本の東と日本海の海流の旬ごとの経過
項目 上旬 中旬 下旬
親潮の沿岸寄りの分枝の南限位置(※3 北緯40度、東経145度付近 北緯41度、東経144.5度付近 北緯41度、東経144.5度付近
親潮の沖合の分枝の南限位置(※3 なし なし なし
親潮の面積(※4 平年よりかなり小さい 平年よりかなり小さい 平年よりかなり小さい
日本の東の黒潮系暖水の北限緯度(※5 北緯37.5度付近(平年より北)(経度は東経145度付近) 北緯37.5度付近(平年より北)(経度は東経145度付近) 北緯37度付近(平年より北)(経度は東経145.5度付近)
その他の日本の東の海流 三陸沖では、上旬に北緯40度、東経144度付近、中旬に北緯40度、東経143.5度付近、下旬に北緯40度、東経143.5度付近に暖水渦がみられた
対馬暖流の勢力(※6 平年より強い 平年よりかなり強い 平年よりかなり強い

(※)が付いている項目の見方については、「海流の診断の見方」のページもあわせてご参照ください。

 

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