ホームページご覧の皆様、はじめまして彦根地方気象台の防災指導係です。
今回はJETT(気象庁防災対応支援チーム)についてコラムを執筆させていただきます。
JETTはJMA Emergency Task Team(気象庁防災対応支援チーム)の略称です。大規模な災害が発生した(又は発生が予想される)場合に、都道府県や市町村等へJETTとして気象庁職員を派遣します。「地域における気象防災業務のあり方(報告書)」(平成29年 8月)の提言を踏まえ、平成30年5月1日に創設されました。
国土交通省のTEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)の一員として活動します。
派遣された職員は、地方公共団体や各関係機関の防災対応を支援します。現場のニーズや各機関の活動状況を踏まえたきめ細かな解説を行い、災害地と気象台で、最新の災害発生状況や気象情報を、即時共有します。
具体的な活動として例をあげると、ヘリコプターによる消火活動の際、より効果的な消火活動のため、上空の風の情報をリアルタイムで共有します。災害時の復旧活動の際は、安全な活動のために、雨などの予報情報を伝えています。
JETTの派遣には次の二種類があります。
・単発型派遣:災害対策本部会議などで解説対応を行うためだけに短時間出向くもの(例:県の災害対策本部会議又は事前説明会に出席し気象解説するため、県庁で1時間程度の対応)。
・駐在型派遣:長時間駐在して情報収集や解説対応等を行うもの(例:台風接近に伴い、午後から翌日の午前中まで県庁に駐在)。
JETT創設の平成30年度の派遣実績は9事例でしたが、令和6年には44事例と増加しており、災害時の現場や各機関の活動状況を踏まえた気象等の解説が求められているのだと感じているところです。
今後もJETTの活動がみなさまの安全・安心につながれば幸いです。私もJETTに派遣された際は、少しでもみなさまのお役に立てるように頑張ります。
令和8年4月
彦根地方気象台


















