季節現象

季節現象とは、ある季節にだけ現れ、その季節を特徴づける大気・地面などの現象です。彦根地方気象台では、初冠雪、初雪を観測しています。

用語の説明

用語 説明
初冠雪

夏が終わった後、山麓の気象官署から見て、山頂付近が初めて積雪などで白く見えること。

彦根地方気象台では、伊吹山(いぶきやま)と比良山(ひらさん)を観測対象にしています。

初雪 秋から冬にかけて初めて降る雪。みぞれでもよい。
平年値 1991年から2020年までの平均値。
最早・最晩

統計期間(2年以上)の中で、いちばん早く現象の起きた日を最早日、いちばん遅く現象の起きた日を最晩日と言います。

同じ日付の(例えば2004年4月3日と1998年4月3日がいずれもいちばん早く現象の起きた日である)場合は最新の日(この例で言えば2004年4月3日)とします。

2026年寒候年(2025年8月~2026年7月)の観測

統計については寒候年(前年8月1日から当年7月31日までの期間)で表示しています。

観測項目 本年(2026寒候年) 平年値 昨年(2025寒候年) 最早日(寒候年) 最晩日(寒候年)
初冠雪 伊吹山 11月20日 12月1日 1982年10月25日(1983年) 2016年12月8日(2017年)
初冠雪 比良山 11月21日 11月19日 1988年10月29日(1989年) 2015年12月18日(2016年)
初雪 12月10日 12月18日 1904年11月6日(1905年) 1935年1月16日(1935年)

※2020年2月3日から雨やみぞれ、雪の現象を自動で判別するなど、目視観測を自動化しました。目視観測と自動観測では統計結果が異なるため、初雪の最早・最晩の統計は切断しました。参考に2020年2月以前の初雪の最早・最晩を記載しています。

※2026年寒候年(令和7年度の冬シーズン)から、初霜及び初氷の目視観測を終了しました。詳細は初霜・初氷に関する情報提供の見直しについてをご覧ください。
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