海面の二酸化炭素·pHの分布図

令和6年3月5日更新

1990年以降の月ごとや年ごとの、海洋による二酸化炭素吸収(放出)量、表面海水中の二酸化炭素及びpHの分布を動画形式で見ることができます。

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分布図 凡例

格子点データダウンロードページ(英語)より、緯度経度1度、月ごとの格子点データ(NetCDF形式)をダウンロードできます。


図の見方

  • 海洋の二酸化炭素に関連する要素の海面での値を示しています。それぞれ、見積もり方法によって求めた推定値です。
  • 二酸化炭素吸収(放出)量:寒色系が大気から海洋への吸収、暖色系が海洋から大気への放出を示し、色の濃い領域ほどその量が多いことを示します。単位は1平方キロメートル、1年当たりに交換する炭素の重量、「トン炭素/km2/年」です。
  • 表面海水中の二酸化炭素分圧(*):二酸化炭素濃度を圧力の単位で示したもの。寒色系が値が低い領域、暖色系が高い領域を示します。単位は「µatm(百万分の一気圧)」です。
  • 海面のpH:pHが低いほど酸性、高いほどアルカリ性であることを示します。暖色系が値の低い領域、寒色系が高い領域を示します。海面水温でのpHを示しています。
  • 全炭酸濃度(*):海水中の二酸化炭素(CO2)、炭酸水素イオン(HCO3-)、炭酸イオン(CO32-)の総量を示します。寒色系が値の低い領域、暖色系が高い領域を示します。単位は「µmol/kg (µは百万分の一)」です。
  • 全アルカリ度(*):海水中のアルカリ成分の総量を示し、海水が酸を中和する能力を示します。寒色系が値の低い領域、暖色系が高い領域を表示します。単位は「µmol/kg (µは百万分の一)」です。
  • 図中灰色の領域は解析対象範囲の外側を示します。

*:詳細は海洋の二酸化炭素の観測: 海洋の二酸化炭素の観測項目と方法を参照。

関連情報

海洋の健康診断表

データ

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