地震・津波から身を守る
日頃からの地震・津波への備え


普段から地震や津波への備えをすることが重要だよ。

どんな備えがあるの?

例えばこんな備えがあるよ。



いろいろあるんだね。たくさんあって大変そう。

できるところから少しずつ始めよう!
例えば、家具を固定するグッズは、近所のお店に売ってるかも。
避難場所は自治体が作成しているハザードマップを見ると分かるよ。福岡市は「福岡市総合ハザードマップ」を確認してみてね。
食料等の備蓄には「ローリングストック法」という方法もあるよ。
最低3日分、できれば1週間分×家族分が目安だよ。
備蓄品の例(政府広報オンライン)も確認してみよう。


家族に相談してみるよ!

ほかにも、災害が発生すると電気、ガス、水道などのライフラインが使用できなくなることがあるんだ。

トイレが使えなくなると大変だ~!

これまでに日本で起きた地震の経験も参考になるよ。

そうなんだ。福岡県西方沖の地震のほかにはどんな大きな地震があったの?

「東日本大震災」って知ってる?
2011年3月11日に三陸沖でとても大きな規模の地震が発生し、東北地方を中心に強い揺れや高い津波によって大変な被害があったよ。「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」とも呼ばれているよ。この地震について詳しくは東日本大震災 ~東北地方太平洋沖地震~ 関連ポータルサイトを見てね。

生まれる前のことだからほとんど知らなかったよ。

今後起きるかもしれない規模の大きな地震に備えるためにも、この震災の記憶を風化させてはいけないね。
「一日前プロジェクト」って知ってる?これは、被災された方々等から「もし、災害の1日前にもどることができたら、あなたは何をしますか」をテーマに様々なお話をいただき取りまとめたものだよ。
「自分だったら」、「我が家だったら」等、自分自身に置きかえながら、興味のあるところから一度読んでみてね。

揺れを感じたらまず身を守ろう

本当に地震が起きたらどうしたらいいかな?

まず、あわてないことが大事だよ。緊急地震速報を見聞きした時や揺れを感じた時は以下の行動をとってね。

はれるんのワンポイント解説(緊急地震速報のしくみ)

緊急地震速報は、地震が発生してから、「強い揺れ」が予想される地域等を予想し、可能な限り素早く知らせる情報だよ。
地震波のうち最初に伝わる早い波(P波)を検知した段階で、震源とマグニチュードを推定し、震度や長周期地震動階級等を予測しているんだ。
また、観測した揺れの強さから周辺の震度を予測する手法も併用しているよ。
これらの処理は全て自動で行われているんだ。

関連ページ:緊急地震速報について
海の近くで揺れたらすぐ避難!!

海や川のそばにいる時に地震が起きたらどうすればいいかな?

すぐに津波が来るかもしれないよ!
「大津波警報・津波警報」を見聞きした場合は、すぐに「より高いところ」を目指して避難しよう!!
「津波注意報」を見聞きした場合は、海岸や川岸から離れよう!
津波はとても速いから、津波を見てから逃げても間に合わないよ。
津波警報等が発表されていなくても、海の近くで強い揺れを感じたり、長くゆっくりとした揺れを感じたりしたら、急いで高いところに逃げよう!!

はれるんのワンポイント解説(津波の特性)

津波はどうして怖いんだろう?
津波は、地震などによって生じた海底の隆起・沈降に伴い発生した海水の波が、四方八方へ広がり伝わっていく現象だよ。
津波の伝わる速度は非常に速く、津波を見てから逃げるのでは間に合わないよ。また、周辺の地形により反射や屈折を経て繰り返し襲ってくることや、後から来る津波の方が高くなることもあるから注意が必要なんだ。
大津波警報や津波警報が発表されている間は避難を続けることが重要だよ!!

関連ページ:津波から身を守るために
福岡で大きな地震が起きたらどうしよう。心配だよね。