極端現象発生頻度マップ
用いたデータについて
1.観測結果
観測結果に基づく確率降水量、再現期間の算出には、全国約1,300地点のアメダス(地域気象観測所)のデータから、観測が20年以上連続している地点を選んで使用しており、解析を行った1976~2023年の期間において使用した地点数は約1100地点です。また、観測がより長期間継続している地上気象観測地点51地点(※)のデータを使用した結果も提供しています。
なお、掲載図表や記述の内容はプロダクト作成時点のものです。
旭川、網走、札幌、帯広、根室、寿都、秋田、宮古、山形、 石巻、福島、伏木、長野、宇都宮、福井、高山、松本、前橋、 熊谷、水戸、敦賀、岐阜、名古屋、飯田、甲府、津、浜松、 東京、横浜、境、浜田、京都、彦根、下関、呉、神戸、 大阪、和歌山、福岡、大分、長崎、熊本、鹿児島、宮崎、松山、 多度津、高知、徳島、名瀬、石垣島、那覇
2.将来予測
将来予測では、地球温暖化対策に資するアンサンブル気候予測データベース(d4PDF)のうち、日本域で水平解像度20kmにダウンスケーリングされたデータを使用しています。本ページでは、工業化以前(1850~1900年)の気候で計算した非温暖化実験、20世紀末(1981~2010年)の気候で計算した20世紀末実験、世界平均気温が工業化以前と比べて1.5℃、2℃、4℃上昇した気候で計算した実験について、各々1500年分(30年×50アンサンブルメンバー)のシミュレーションを解析した結果を提供しています。
上記の通り、水平解像度20kmの気候モデルの結果を解析していることから、空間スケールの小さい現象(例えば、線状降水帯に伴う極端な大雨等)については十分考慮できていない可能性がありますのでご注意ください。