2026年1月の天候
2026年2月2日 掲載
2026年1月の特徴
* 気温は、北日本で低かった
気温は、上旬と下旬に寒気の影響を受けやすかった北日本で低かった。
* 降水量は、北・東日本日本海側でかなり多かった一方、東・西日本太平洋側、西日本日本海側、沖縄・奄美でかなり少なかった
降水量は、冬型の気圧配置となりやすかったため、北・東日本日本海側でかなり多かった。一方、低気圧の影響を受けにくかった東・西日本太平洋側、西日本日本海側、沖縄・奄美でかなり少なかった。
* 日照時間は、東・西日本太平洋側、西日本日本海側、沖縄・奄美でかなり多かった
日照時間は、冬型の気圧配置となりやすく、高気圧に覆われやすい時期もあった東・西日本太平洋側、西日本日本海側、沖縄・奄美でかなり多かった。
* 降雪量は、北日本日本海側でかなり多かった
降雪量は、冬型の気圧配置となりやすく、低気圧の影響を受けやすい時期もあったため、北日本日本海側でかなり多かった。
概況
上旬と下旬は冬型の気圧配置となりやすく、冬型の気圧配置が強まる時期があったため、北・東・西日本日本海側を中心に大雪となった所があった。中旬は低気圧が頻繁に日本海から北日本を通過し、東日本以西は高気圧に覆われやすかった。月を通して東日本太平洋側以西は低気圧の影響を受けにくく、北日本太平洋側は上旬と下旬に低気圧の影響を受けにくかった。このため、月降水量は、北・東日本日本海側でかなり多かった一方、東・西日本太平洋側、西日本日本海側、沖縄・奄美でかなり少なく、北日本太平洋側で少なかった。月間日照時間は、北・東日本日本海側で少なかった一方、東・西日本太平洋側、西日本日本海側、沖縄・奄美でかなり多く、北日本太平洋側で多かった。西日本日本海側と西日本太平洋側では、月降水量平年比がそれぞれ41%、9%、月間日照時間平年比がそれぞれ136%、133%となり、1946年の統計開始以降、西日本太平洋側では1月として1位の少雨・多照、西日本日本海側では1月として1位の少雨、1位タイの多照となった。東日本太平洋側の月間日照時間平年比は119%となり、1946年の統計開始以降、1月として1位の多照となった。月降雪量は、北日本日本海側でかなり多く、東日本日本海側で多かった一方、北・東日本太平洋側で少なかった。北日本では中旬は低気圧に向かって暖かい空気が流れ込んだ一方、上旬と下旬は寒気の影響を受けやすかったため、月平均気温は低かった。
降水量は、北日本日本海側、東日本日本海側ではかなり多かった。東日本太平洋側、西日本日本海側、西日本太平洋側、沖縄・奄美ではかなり少なかった。北日本太平洋側では少なかった。
日照時間は、東日本太平洋側、西日本日本海側、西日本太平洋側、沖縄・奄美ではかなり多かった。北日本太平洋側では多かった。北日本日本海側、東日本日本海側では少なかった。
降雪量は、北日本日本海側ではかなり多かった。東日本日本海側では多かった。北日本太平洋側、東日本太平洋側では少なかった。西日本日本海側、西日本太平洋側では平年並だった。
気温、降水量、日照時間等の気候統計値
| 平均気温平年差、降水量平年比、日照時間平年比の分布 | 地域平均平年差、地域平均平年比の1位の値の更新状況 |
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* 平均気温の高い記録を更新した地域なし * 平均気温の低い記録を更新した地域なし * 降水量の多い記録を更新した地域なし * 降水量の少ない記録を更新した地域西日本、西日本日本海側、西日本太平洋側、東海地方、近畿地方、近畿太平洋側、四国地方、九州北部地方、九州南部
* 日照時間の多い記録を更新した地域東日本太平洋側、西日本、西日本太平洋側、関東甲信地方、東海地方、四国地方、九州北部地方、九州南部 西日本日本海側(タイ)、山陽(タイ) * 日照時間の少ない記録を更新した地域なし * 降雪量の多い記録を更新した地域なし * 降雪量の少ない記録を更新した地域(九州以南と東・西日本の太平洋側の地域を除く)なし |
| 旬降水量の地域平均平年比、旬間日照時間の地域平均平年比の経過 | 平均気温の地域平均平年差の経過(5日移動平均) |
![]() この図は翌月はじめに作成したものです。数日後により新しいデータを反映して図を作成していますので、引用等する場合は可能な限りこちらに掲載の図をご利用ください。(※1) |
この図は翌月はじめに作成したものです。数日後により新しいデータを反映して図を作成していますので、引用等する場合は可能な限りこちらに掲載の図をご利用ください。(※1)
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旬別の天候経過
上旬
周期的に低気圧や気圧の谷が日本付近を通過したあと冬型の気圧配置となった。冬型の気圧配置の強まった1日から2日頃と8日頃は北・東日本日本海側の一部で大雪となった。期間の後半は、東日本太平洋側や西日本中心に高気圧に覆われた日もあった。旬平均気温は寒気の影響を受けやすかった北日本と沖縄・奄美で低かった。旬降水量は、気圧の谷や寒気の影響を受けやすかった東日本日本海側でかなり多く、北日本日本海側で多かった。一方、冬型の気圧配置となりやすかったことや高気圧に覆われる時期もあったため、北・東・西日本太平洋側、西日本日本海側で少なかった。旬間日照時間は東・西日本太平洋側でかなり多く、西日本日本海側で多かった。
旬降水量は、東日本日本海側ではかなり多かった。北日本日本海側では多かった。北日本太平洋側、東日本太平洋側、西日本日本海側、西日本太平洋側では少なかった。沖縄・奄美では平年並だった。
旬間日照時間は、東日本太平洋側、西日本太平洋側ではかなり多かった。西日本日本海側では多かった。北日本日本海側、北日本太平洋側、東日本日本海側、沖縄・奄美では平年並だった。
中旬
冬型の気圧配置は長続きせず、低気圧が頻繁に日本海から北日本を通過した。日本海を進んだ低気圧に向かい、暖かな空気が本州付近に入りやすかったため、旬平均気温は、東・西日本でかなり高く、北日本と沖縄・奄美で高かった。北日本では低気圧の影響を受けやすかったため、旬降水量は北日本日本海側でかなり多く、北日本太平洋側で多かった。また、旬間日照時間は北日本日本海側でかなり少なかった。一方、東日本以西は、高気圧に覆われやすく、太平洋側中心に晴れた日が多かったため、旬降水量は、西日本日本海側、西日本太平洋側と沖縄・奄美でかなり少なく、東日本太平洋側で少なかった。旬間日照時間は、東・西日本太平洋側、西日本日本海側、沖縄・奄美でかなり多かった。旬間日照時間平年比は、西日本日本海側で171%、西日本太平洋側で151%となり、1961年の統計開始以降で1月中旬として1位の多照となった。
旬降水量は、北日本日本海側ではかなり多かった。北日本太平洋側では多かった。西日本日本海側、西日本太平洋側、沖縄・奄美ではかなり少なかった。東日本太平洋側では少なかった。東日本日本海側では平年並だった。
旬間日照時間は、東日本太平洋側、西日本日本海側、西日本太平洋側、沖縄・奄美ではかなり多かった。北日本日本海側ではかなり少なかった。北日本太平洋側、東日本日本海側では平年並だった。
下旬
冬型の気圧配置となりやすく、21日から25日頃と29日から30日頃は冬型の気圧配置が強まり、日本海側を中心に記録的な大雪となった所があった。旬平均気温は、寒気の影響を受けやすかったため、東日本でかなり低く、北・西日本で低かった。冬型の気圧配置となりやすく、東・西日本太平洋側を中心に低気圧の影響を受けにくかったため、旬降水量は、北・東日本日本海側でかなり多かった一方、東・西日本太平洋側でかなり少なく、北日本太平洋側、西日本日本海側、沖縄・奄美で少なかった。また、旬間日照時間は、東日本日本海側でかなり少なかった一方、北・東・西日本太平洋側と西日本日本海側で多かった。
旬降水量は、北日本日本海側、東日本日本海側ではかなり多かった。東日本太平洋側、西日本太平洋側ではかなり少なかった。北日本太平洋側、西日本日本海側、沖縄・奄美では少なかった。
旬間日照時間は、北日本太平洋側、東日本太平洋側、西日本日本海側、西日本太平洋側では多かった。東日本日本海側ではかなり少なかった。北日本日本海側、沖縄・奄美では平年並だった。
循環場
500hPa高度場等の特徴
500hPa高度は、負の北極振動が卓越し、その一環として東シベリアにブロッキング高気圧があり、極渦の一部がサハリン付近に南下した。寒帯前線ジェット気流は日本付近で南に蛇行し、日本付近は北日本を中心に上空の寒気の影響を受けやすい時期があった。海面気圧では、日本海からオホーツク海を中心に負偏差で、冬型の気圧配置が強まり、寒気が南下する時期と、日本海を進む低気圧に向かって暖かい空気が流れ込んだ時期があった。また、シベリア高気圧が西日本から沖縄・奄美付近に張り出す時期があり、東・西日本太平洋側を中心に低気圧の影響を受けにくかった。
| 月別値で作成した図を表示しています。 (※2、翌月はじめに暫定版として作成・掲載している日別値の図はこちら) 翌月はじめに暫定的に日別値で作成した図で、月末までのデータを含まない事があります。6日頃に月別値で作成した図を掲載します。(月別値の図は掲載後にこちらで確認できます) | |
| 2026年1月平均500hPa高度・偏差の分布(単位:m) | 2026年1月平均850hPa気温・偏差の分布(単位:℃) |
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| 2026年1月平均海面気圧・偏差の分布(単位:hPa) | 2026年1月平均外向き長波放射量の偏差の分布(単位:W/m2) |
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外向き長波放射量(OLR)の図は翌月数日経ってから作成しています。 |
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| ※ 米国海洋大気庁(NOAA)が作成する外向き長波放射量(OLR)のデータが欠損により利用できない場合には、OLR偏差図は描画されません。 | |
資料
※ : 特に作成日の言及がない図は、本資料を掲載した月初時点に作成したものです。
※1 : リンク先の図表類は、平年値更新時などに再作成されることがあります。リンク先にある平年値期間などの記述をご確認ください。
※2 : こちらに掲載しているものと同じ図を表示しています。平年値が変わった場合などには図を再作成することがあるため、解説内容と齟齬が生じることもあります。



この図は翌月はじめに作成したものです。数日後により新しいデータを反映して図を作成していますので、引用等する場合は可能な限り





