臨時診断表 2013年12月のオホーツク海の海氷域面積

平成26年1月17日発表
気象庁地球環境・海洋部

診断(2013/2014年)

オホーツク海周辺では、冬型の気圧配置が平年より弱かったことから、海氷域の拡大が例年より遅れており、2013年12月のオホーツク海の月平均海氷域面積は、1971年の統計開始以降最小となりました。

オホーツク海のの海氷分布図(2013年12月)
オホーツク海の海氷分布図(2013年12月)
左から12月10日、12月20日、12月31日の海氷分布。白い領域が海氷域、赤い線は平年の海氷縁を示す。


解説

2013年12月のオホーツク海の海氷域面積の推移

2013年12月のオホーツク海の月平均海氷域面積は、6.69万平方キロメートル(平年値:30.49万平方キロメートル)にとどまり、12月の月平均海氷域面積としては1971年の統計開始以来最小となりました(図:オホーツク海の海氷域面積の推移)。

海氷域面積の広がりが遅れた要因

1971年以降、オホーツク海の海氷域面積には長期的な減少傾向がみられますが、地球温暖化の影響が顕著に現れる北極域に比べ、地域的な気温や風の影響を強く受けるオホーツク海では、年ごとの海氷域面積の変動が大きく現れています。2013年11月から12月にかけては、オホーツク海で冬型の気圧配置が平年より弱く、気温が平年より高かったことから海氷域面積の拡大が遅れたと考えられます(図:オホーツク海の気象状況の模式図)。

2014年1月の状況

1月に入ってオホーツク海南部ではほぼ平年並の寒気を伴う北よりの風が吹き、海氷域の最南端の位置は1月14日現在、ほぼ平年並の北緯45.6度付近にあり、海氷域面積は平年より小さい46.34万平方キロメートル(速報値)になっています。

その他

気象庁では、オホーツク海の海氷の状況について定期診断を発表しています。最新の状況については、こちらをご覧ください。
定期診断:オホーツク海の海氷分布(実況)

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