オホーツク海の海氷の平年値・極値

令和5年8月10日更新

統計期間と掲載データ

  • 各統計は11月から7月の半旬日(毎月5日、10日、15日、20日、25日および月末)を対象に算出しています。
  • 平年値の統計期間は1991年から2020年までの30年間、極値の統計期間は1971年から2023年です。
  • 統計期間における年表記は通常、海氷年度で表し、例として1991年は1990年11月から1991年7月を表します。
  • 統計に用いる解析領域はオホーツク海のみで、渤海・ウラジオストク周辺・カムチャツカ半島東は対象外です。
  • オホーツク海の海氷については、令和3年10月に標準化した解析領域によって再計算を行い、 これに基づき「海氷分布図」「海氷域面積の年別経過図」及び「平年値・極値」を更新しました。 令和3年10月20日以降に発表した資料は上記の新しいデータセットを用いており、それより前に発表した資料とは値が異なります。

海氷域面積の平年値と極値

平年値 極値
最大 海氷年度 最小 海氷年度
オホーツク海 最大海氷域面積 データ読込中... データ読込中... データ読込中... データ読込中... データ読込中...
積算海氷域面積 データ読込中... データ読込中... データ読込中... データ読込中... データ読込中...
  • 海氷域面積の単位は、「万平方キロメートル」です。
  • 最大海氷域面積:海氷シーズン中に海氷域が最も拡大した半旬の海氷域面積
  • 積算海氷域面積:海氷シーズン中の12月から5月までの半旬ごとの海氷域面積を足し合わせた値
  • オホーツク海の海氷は夏季には完全に消失する季節海氷のため、最小海氷域面積の統計はありません。

平年の海氷分布と出現率分布

種類: ( 平年のみ 出現率分布)

平年の海氷域の求め方
各半旬において統計期間で平均した海氷域面積と出現率分布を求め、出現率の高い領域から順に面積を足し合わせていき、 その累積面積が平均の海氷域面積と等しくなったとき、算出された領域を平年の海氷域としています。

季節変化の特徴

オホーツク海は、日本周辺で冬季に海氷が毎年見られる唯一の海です。例年11月初めに、オホーツク海の北部から凍り始め、その後次第に南方に広がり、流氷となって南下し、1月中旬には北海道沿岸に到来します。2月から3月にかけてオホーツク海の海氷域は最も広がり、オホーツク海の約75%が海氷に覆われます。そして流氷は太平洋と日本海にしばしば流出します。4月になると北海道沿岸の流氷は沖合いに去り、7月はじめ頃オホーツク海の海氷は融けて無くなります。

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