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海面水温・海流(沖縄周辺海域)

平成28年8月10日発表
沖縄気象台

診断(2016年8月上旬)

  • 沖縄周辺海域の海面水温は、平年よりかなり高くなっています。
  • 黒潮は、沖縄本島の北西180km付近を北東に流れています。
  • 北緯24.5度、東経127.5度付近に暖水渦がみられます。

沖縄周辺海域の海面水温平年差分布図(8月9日)
沖縄周辺海域の海面水温平年差分布図(8月9日)

海面水温の平年値(1981〜2010年の30年間の平均値)からの差を示しています。 平年差は、図の右にある0.5℃ごとのスケールと同じ色で色分けされています。 内湾域等は、薄い灰色で示しています。

この図の海面水温平年差は速報値です。沖縄周辺海域のデータの図は、診断の発表後も、後から入手した観測値によって更新されることがあります。

解説

海面水温

8月上旬の沖縄周辺海域の海面水温は平年よりかなり高く、海面水温が30℃以上の海域が広範囲に広がっています。

東シナ海南部と沖縄の南では、期間の半ばに発生した熱帯低気圧等の影響で平年より日射量が少なかったため、7月下旬に先島諸島周辺に見られた海面水温が31℃を越える海域はみられなくなりましたが、海面水温が平年よりかなり高い状態が続いています。

沖縄の東では平年のこの時期は海面水温はほとんど変化しませんが、平年より風が弱く日射量が多かったため海面水温が上昇し、平年よりかなり高い状態となりました。

海面水温の今後の見通し

沖縄周辺海域の向こう1か月の海面水温は、東シナ海南部で平年より高いでしょう。沖縄の東と沖縄の南では、海面水温は平年並か平年より高いでしょう。

海流の実況と見通し

2016年8月上旬の沖縄周辺海域の海流の実況と見通しは、表のとおりです。

表:沖縄周辺海域の海流の実況と見通し
海域・項目 実況 向こう1か月の見通し(注)
沖縄本島から北西沖の黒潮までの距離(※1 180km付近
沖縄周辺海域のその他の顕著な現象 沖縄本島の南の北緯24.5度、東経127.5度付近に暖水渦がみられる

(注)『 − 』は、海面水温・海流1か月予報に記載がない項目です。

(※)が付いている項目の見方については、「海流の診断の見方」のページもあわせてご参照ください。


海面水温の診断にあたって

  • 1981〜2010年の30年間に出現した海面水温の上位1/3以上を「平年より高い」、下位1/3以下を「平年より低い」とし、それらを除いた中央1/3の範囲を「平年並」としています。また、上位(下位)1/10以上(以下)を「平年よりかなり高い(低い)」としています。

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