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全天日射量と下向き赤外放射量の経年変化

平成26年2月27日更新(年1回更新)

診断

全天日射量の経年変化

世界の多くの地域における全天日射量は、1960年頃から1980年代後半まで減少し、1980年代後半から2000年頃まで急速に増加し、その後は大きな変化が見られないという傾向が報告されている(Ohmura A., 2009 *1)。日本における変化傾向(国内5地点平均)によると、1970年代後半から1990 年頃にかけて急激に減少し、1990年頃から2000年代初めにかけて急激に増加し、その後は大きな変化は見られない。これは、前述の世界的な傾向とほぼ整合している。

全天日射量の経年変化

全天日射量の年平均値及び5年移動平均値の経年変化(国内5地点平均)

国内5地点(札幌、つくば、福岡、石垣島、南鳥島)の平均を示す。2010年3月(つくばのみ1987年12月)以前は全天日射計による全天日射量を使用し、2010年4月(つくばのみ1988年1月)以後は直達日射計と散乱日射計から算出した全天日射量を使用している。


下向き赤外放射量の経年変化

下向き赤外放射量の長期変化傾向を把握するため、1990年代初めから研究観測が行われているつくばについて解析した。2013年までの経年変化を見ると、1年当たり約0.4W/m2の割合で増加を続けている。これは、全世界のBSRN観測地点の解析結果(年0.3 W/m2の増加)と整合している(WCRP,2010*2)。

下向き赤外放射量の経年変化

下向き赤外放射量の年平均値及び5年移動平均値の経年変化(つくば)



参考文献


関連情報


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