火山活動の状況(諏訪之瀬島)
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諏訪之瀬島の活動状況
火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)
最近1週間以内に発表した情報
- 火山の状況に関する解説情報(7月14日16時00分発表)
- 火山活動解説資料(定期)(2025年6月分)[PDF形式:1.5MB](7月8日発表)
現在の警戒事項等
御岳火口中心から概ね1.5kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
噴火警報の対象市町村
以下の市町村では、火口周辺で入山規制などの警戒をしてください。
鹿児島県:十島村
噴火警報・予報(1行目をクリックすると全文表示します)
令和6年3月27日11時00分 福岡管区気象台・鹿児島地方気象台発表
<諏訪之瀬島の火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)を切替>
諏訪之瀬島では、噴火警戒レベルを改定し、レベル2における警戒が必要な範囲について、これまでの「御岳(おたけ)火口中心から概ね1km」を「御岳火口中心から概ね1.5km」に変更します。火山活動に変化は認められません。
<噴火警戒レベル2(火口周辺規制)が継続>
火山活動の状況及び予報警報事項
諏訪之瀬島では、最近の活動状況や防災対応を踏まえ、噴火警戒レベルを改定します。レベル2における警戒が必要な範囲については、「御岳(おたけ)火口中心から概ね1km」を「御岳火口中心から概ね1.5km」に変更します。火山活動に変化は認められません。
現在も噴火活動が継続していることから、御岳火口中心から概ね1.5kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒が必要です。
対象市町村等
以下の市町村では、火口周辺で入山規制などの警戒をしてください。鹿児島県:十島村
防災上の警戒事項等
御岳火口中心から概ね1.5kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
火山の状況に関する解説情報
令和7年7月14日16時00分 福岡管区気象台・鹿児島地方気象台発表
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
7月7日から14日15時までの諏訪之瀬島の活動状況をお知らせします。
火山活動の状況
御岳(おたけ)火口では、噴火活動が続いています。期間中に爆発は1回発生しました。噴火に伴う噴煙は最高で火口縁上2000mまで上がりました。弾道を描いて飛散する大きな噴石は観測されませんでした。夜間に高感度の監視カメラで火映を観測しました。
火山性微動は時々発生しました。また、島の西側付近を震源とする火山性地震が、8日から9日かけて一時的に増加し、島内の震度計(鹿児島十島村諏訪之瀬島)で震度3を観測する地震が6回、震度2を観測する地震が5回、震度1を観測する地震が15回発生しました。その後は減少し、少ない状態で経過しています。これらの地震により、ナベタオ観測点の傾斜計(御岳火口から南西2.2km)では、特段の変化は認められませんでした。
GNSS連続観測では、2024年10月以降、島の西側やや深部におけるマグマの蓄積量の増加を示唆するわずかな変動が認められています。
諏訪之瀬島では長期にわたり噴火活動が継続しており、御岳火口周辺では、噴火に伴い大きな噴石が弾道を描いて飛散する可能性があります。
防災上の警戒事項等
御岳火口中心から概ね1.5kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
最新の火山情報
一番最後に発表した情報を掲載しています。臨時で発表した火山活動解説資料のみ過去1ヵ月分を掲載しています。
過去に発表した火山情報
諏訪之瀬島の噴火警戒レベル
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噴火警戒レベルリーフレット[PDFファイル:3.6MB]