海徳海山 有史以降の火山活動

有史以降の火山活動(▲は噴火年を示す)

年代 現象 活動経過・被害状況等
▲1543(天文12)年 海底噴火? 噴火場所は西海徳場?
▲1984(昭和59)年 中規模:マグマ噴火orマグマ水蒸気噴火?(海水変色) 3月7日~6月。噴火場所は東海徳場。
海水変色(幅約10km、長さ約50km以上)、海面の盛り上がり、噴煙、軽石等の噴出。マグマ噴出量は0.001 DRE km3。(VEI2)
1984(昭和59)年 (海水変色) 12月23日。場所は東海徳場。
1986(昭和61)年 (海水変色) 6月18日。
2001(平成13)年 (気泡湧出) 7月20日。場所は東海徳場付近。海底からの気泡湧出。
2022(令和4)年~ (海水変色) 8月18日~19日。漁船より通報。これ以降も東海徳場付近で変色水を複数回観測。

日本活火山総覧(第4版)(気象庁編、2013)及び最近の観測成果による。
噴火イベントの年代、噴火場所、噴火様式等については、(国研)産業技術総合研究所の活火山データベース(工藤・星住, 2006) および海域火山データベース(海上保安庁海洋情報部、2006)を参考に、文献の追記を行った。
なお、噴出物量については、降下火砕物、火砕流、火砕サージ、溶岩流、溶岩ドーム等を加えた重量(単位は「ton」)またはマグマ噴出量(DRE km3)で記載している。また、噴出物量が既知である場合については、産業技術総合研究所作成の活火山データベースから参照し、VEI(火山爆発指数)も付している。詳しくはこちらを参照のこと。



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