火山活動の状況(口永良部島)
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口永良部島の活動状況
火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)
最近1週間以内に発表した情報
- 火山の状況に関する解説情報(4月28日16時00分発表)
- 火山の状況に関する解説情報(4月25日16時00分発表)
現在の警戒事項等
新岳火口及び古岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、西側は新岳火口から概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
噴火警報の対象市町村
以下の市町村では、火口周辺で入山規制などの警戒をしてください。
鹿児島県:屋久島町
噴火警報・予報(1行目をクリックすると全文表示します)
令和7年4月16日23時25分 福岡管区気象台・鹿児島地方気象台発表
<口永良部島に火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)を発表>
新岳火口及び古岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、西側は新岳火口から概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
<噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引上げ>
火山活動の状況及び予報警報事項
口永良部島では、主に古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震が増加しています。本日(16日)までの10日間で100回発生しています。山体の浅いところで地震活動が活発化しています。新岳火口及び古岳火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。
対象市町村等
以下の市町村では、火口周辺で入山規制などの警戒をしてください。鹿児島県:屋久島町
防災上の警戒事項等
新岳火口及び古岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、西側は新岳火口から概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
火山の状況に関する解説情報
令和7年4月28日16時00分 福岡管区気象台・鹿児島地方気象台発表
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
4月25日から28日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせします。
火山活動の状況
本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は観測されませんでした。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上70mまで上がりました。古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、概ね多い状態で経過しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、観測されませんでした。
東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁が25日に実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、20トンと少ない状態でした。
GNSS連続観測では、2023年11月以降、山体の膨張を示す変動は認められません。
口永良部島では、山体の浅いところでやや活発な地震活動が継続しており、新岳火口及び古岳火口の周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。
防災上の警戒事項等
新岳火口及び古岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、西側は新岳火口から概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
最新の火山情報
一番最後に発表した情報を掲載しています。臨時で発表した火山活動解説資料のみ過去1ヵ月分を掲載しています。
- 噴火警報(火口周辺)(口永良部島)令和7年4月16日23時25分
- 火山の状況に関する解説情報(口永良部島第22号)令和7年4月28日16時00分
- 火山活動解説資料(令和7年4月17日01時20分発表)
- 火山活動解説資料(定期)(令和7年3月)
過去に発表した火山情報
口永良部島の噴火警戒レベル
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噴火警戒レベルリーフレット[PDFファイル:1.5MB]
口永良部島の防災マップ
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