火山活動の状況(雌阿寒岳)
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雌阿寒岳の活動状況
噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)
最近1週間以内に発表した情報
- 火山活動解説資料[PDF形式:1.6MB](9月12日20時00分発表)
- 火山の状況に関する解説情報(9月12日19時45分発表)
- 火山の状況に関する解説情報(9月12日16時30分発表)
- 火山活動解説資料(定期)(2025年8月分)[PDF形式:3.3MB](9月8日発表)
現在の警戒事項等
活火山であることから、火口内に影響する程度の噴出現象が突発的に発生する可能性がありますので、火口内や近傍では火山ガスや火山灰噴出に注意してください。
噴火警報・予報(1行目をクリックすると全文表示します)
平成30年12月21日11時00分 札幌管区気象台発表
<雌阿寒岳に噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意):警報解除を発表>
ポンマチネシリ火口から約500mの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなりました。
<噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)に引下げ>
火山活動の状況及び予報警報事項
11月20日からポンマチネシリ火口付近の浅いところを震源とする火山性地震が増加しましたが、11月24日以降減少し、その後は少ない状態で経過しています。火山性微動は観測されておらず、地殻変動にも特段の変化はありません。また、12月11日に北海道開発局の協力により実施した上空からの観測や、12月19日に実施した現地調査では、ポンマチネシリ火口および周辺で熱活動の高まりは認められませんでした。
これらのことから、ポンマチネシリ火口から約500mの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなったと考えられます。
雌阿寒岳では、火山性地震が増減を繰り返すなど、しばらくして活動が上昇に転じる場合もありますので、今後の推移に留意する必要があります。
なお、定期的に発表していた火山の状況に関する解説情報は終了します。
対象市町村等
以下の市町村では、入山規制などの特段の警戒が必要なくなりました。北海道:釧路市、足寄町
防災上の警戒事項等
火口内に影響する程度の噴出現象は突発的に発生する可能性がありますので、火口内や近傍では火山ガスや火山灰噴出に注意してください。火山の状況に関する解説情報
令和7年9月12日19時45分 札幌管区気象台発表
<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
雌阿寒岳では、ポンマチネシリ96ー1火口の噴気の量が増加しています。
火山活動の状況
雌阿寒岳では、12日16時40分頃からポンマチネシリ96ー1火口の噴気の量が平常時と比べて増加しています。噴気の状況は18時現在、白色の噴気が火口縁上高さ100メートルまで上がり北東方向に流れています。
11日以降、火山性地震の増加や傾斜変動を伴う火山性微動の発生、噴気の増加など、火山活動に変化が認められているため、引き続き今後の情報に注意してください。
防災上の警戒事項等
活火山であることから、火口内に影響する程度の噴出現象が突発的に発生する可能性がありますので、火口内や近傍では火山ガスや火山灰噴出に注意してください。最新の火山情報
一番最後に発表した情報を掲載しています。臨時で発表した火山活動解説資料のみ過去1ヵ月分を掲載しています。
- 噴火予報:警報解除(雌阿寒岳)平成30年12月21日11時00分
- 火山の状況に関する解説情報(雌阿寒岳第2号)令和7年9月12日19時45分
- 火山活動解説資料(令和7年9月12日20時00分発表)
- 火山活動解説資料(定期)(令和7年8月)
過去に発表した火山情報
雌阿寒岳の噴火警戒レベル
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噴火警戒レベルリーフレット[PDFファイル:2.6MB]
雌阿寒岳の防災マップ
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