中之島[なかのしま] Nakanoshima
北緯29°51′33″ 東経129°51′25″ 標高979m (御岳)(三角点・中之島2) |
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![]() 中之島写中之島全景 北西上空から 2005年3月2日 気象庁撮影 |
概要
2火山が接合し、北西-南東9km、北東-南西5kmの島をなすが、有史以降の噴火は北西側の御岳に限られる。 御岳は安山岩の成層火山。山頂火口内や南東側山腹には噴気孔がある。
噴火活動史
各火山について、地質学的な研究によってわかっている過去1万年の火山活動史を記載した。 また、過去1万年間の噴火活動と有史以降の火山活動とに分けて記載した。
- 過去1万年間の噴火活動
降下火砕物はすべて鬼界アカホヤ火山灰(7,300年前)よりも古いが、最新の溶岩はそれよりも新しい。
噴火イベントの年代、噴火場所、噴火様式等については、(国研)産業技術総合研究所の 活火山データベース(工藤・星住, 2006)を参考。
- 中之島 有史以降の火山活動
「概要」、「過去1万年間の噴火活動」、「有史以降の火山活動」については日本活火山総覧(第4版)(気象庁編、2013)及び最近の観測成果による。
なお、噴出物量については、降下火砕物、火砕流、火砕サージ、溶岩流、溶岩ドーム等を加えた重量(単位は「ton」)またはマグマ噴出量(DRE km3)で記載している。 また、噴出物量が既知である場合については、産業技術総合研究所作成の活火山データベースから参照し、VEI(火山爆発指数)も付している。 詳しくはこちらを参照のこと。