倶多楽 有史以降の火山活動

有史以降の火山活動(▲は噴火年を示す)

年代 現象 活動経過・被害状況等
2016(平成28)年 地震、地殻変動 2月4日倶多楽の西側を震源とする地震が増加。18時06分(M2.5、M2.4)の地震により登別温泉地区でそれぞれ震度1~2程度に相当する揺れがあったと推定。年末頃から火口想定域付近のごく浅部の局所的な収縮を示す変動を観測(2022年夏頃まで継続)。
2017(平成29)年 地殻変動 2017年以降、北西側深部の膨張を示す変動を繰り返し観測、同領域にはM2以上の地震も時々発生。

日本活火山総覧(第4版)(気象庁編、2013)による。
噴火イベントの年代、噴火場所、噴火様式等については、(国研)産業技術総合研究所の活火山データベース(工藤・星住, 2006)を参考に、文献の追記を行った。
なお、噴出物量については、降下火砕物、火砕流、火砕サージ、溶岩流、溶岩ドーム等を加えた重量(単位は「ton」)またはマグマ噴出量(DRE km3)で記載しています。また、噴出物量が既知である場合については、産業技術総合研究所作成の活火山データベースから参照し、VEI(火山爆発指数)も付しています。詳しくはこちらを参照してください。



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