観測画像の紹介
ひまわりが取得した画像・動画です。それぞれの画像をクリックすると、拡大した画像・動画を見ることができます。
宇宙から見る月の影
- 日食の仕組み
- 金環皆既日食(2023年4月20日)(令和5年)
- 金環日食(2019年12月26日)(令和元年)
- 皆既日食(2016年3月9日)(平成28年)
- 金環日食(2012年5月21日)(平成24年)
- 皆既日食(2009年7月22日)(平成21年)
- 皆既日食(2007年7月9日)(平成9年)
- 皆既日食(1988年3月18日)(昭和63年)
日食の仕組み
日食は、太陽と地球の間に月が入り一直線に並んだ時に起こります。
日食においては、太陽光が月にさえぎられ、地上では太陽が月に隠れる様子が観測されます。
太陽が月によって全部隠れる時は「皆既日食」、太陽の方が月より大きく見えるために月の周りから太陽がはみ出して見える時は 「金環日食」、太陽の一部しか隠されない時は「部分日食」と呼ばれます。
このとき宇宙から地球を見ると、地球上に月の影が現れることになります。
静止気象衛星「ひまわり」で観測(撮像)した画像には、大きく分けて可視画像と赤外画像の二種類があります。
可視画像は、人の目に見える太陽の光が雲や地球の表面で反射された光を写します。
赤外画像は、雲や地球の表面から放出される(人の目には見えない)赤外線を写します。
日食現象が起きた時、赤外画像に変化は現れませんが、可視画像には太陽光が月にさえぎられた部分、すなわち月の影が地球上に黒く写ります。
この月の影は、通常の可視画像では、周辺と比べぼんやりと黒い程度にしか写らず、雲が少ない地域に移動した場合は見分けることが難しくなります。
普段なら可視画像に暗く写る海や陸からの太陽光の反射を、画像処理を施し明るく強調することで、月の影を見やすくすることができます。
令和元年12月26日の日食
2019年12月26日11時30分~15時30分(日本時間)
ひまわり8号のカラー合成画像(10分ごと)
[mp4形式 : 3.5 MB ]
平成28年3月9日の日食
2016年3月9日8時~14時(日本時間)
ひまわり8号のカラー再現画像(10分ごと)
[mp4形式 : 4 MB ]
平成24年5月21日の金環日食
平成24年5月21日の金環日食の時に、「ひまわり7号」(運輸多目的衛星新2号)が観測した可視画像です。
2012年5月21日6時~11時30分(日本時間)
ひまわり7号による金環日食の様子
[GIF形式: 2.6 MB]
平成21年7月22日の皆既日食
平成21年7月22日の皆既日食の時に、「ひまわり7号」(運輸多目的衛星新2号)が観測した可視画像です。
2009年7月22日9時~14時(日本時間)
ひまわり7号の可視画像
[GIF形式 : 6 MB]
平成9年3月9日の皆既日食
平成9年3月9日の皆既日食時に「ひまわり5号」が観測した可視画像です。
1997年3月9日11時(日本時間)
ひまわり5号の可視画像
[PNG形式 : 522 KB]
昭和63年3月18日の皆既日食
昭和63年3月18日の皆既日食時に「ひまわり3号」が観測した可視画像です。