静止気象衛星に関する懇談会
開催趣旨
気象庁では、令和11年度までの運用を予定している静止気象衛星ひまわり8号・9号の後継衛星について検討するため令和元年度から「静止気象衛星に関する懇談会」を開催しています。
本懇談会では、宇宙利用及び技術開発の進展に伴って気象庁での利用のみならず民間を含めた多様な分野での利活用拡大への期待、気象衛星と複合できる静止衛星ミッションの可能性、PFIによる衛星運用や民間による宇宙ビジネスの発展による民間活力の活用への期待など、静止気象衛星を取り巻く状況が大きく変化していることを踏まえ、様々な知見を有する有識者の方々に気象衛星の整備・運用のあり方について幅広くご議論いただきました。本懇談会での令和4年6月の提言「中間とりまとめ」を踏まえて気象庁では、令和4年度末にひまわり8号・9号の後継衛星であるひまわり10号の整備に着手しました。
令和5年7月には、「次期静止気象衛星(ひまわり10号)の整備・運用のあり方に関する提言」をいただきましたが、将来の衛星計画や観測データの利用技術開発及び利活用の方策について、継続的に有識者の方々に幅広くご議論いただくために、静止気象衛星に関する懇談会を引き続き開催・運営します。
なお、関連分野の未発表の構想・計画や最先端技術に関する研究開発等を含めた幅広いご議論をいただくため、非公開での開催といたします。各会合の終了後、資料と議事概要を気象庁HP上で公開します。
運営要領
とりまとめ
令和5年7月31日に開催した第8回懇談会では、これまでの懇談の結果を踏まえた「とりまとめ」を行いました。
中間とりまとめ
令和4年6月21日に開催した第6回懇談会では、これまでの懇談の結果を踏まえた中間とりまとめを行いました。
- 中間とりまとめ [PDF形式: 550KB]
- 中間とりまとめの概要 [PDF形式: 2.5MB]
- 中間とりまとめ参考資料 現行の静止気象衛星ひまわり8号・9号に搭載されている観測センサの「イメージャ」では、大気状態をほぼ平面として観測していますが、 「中間とりまとめ」で次期静止気象衛星への搭載を検討すべきと提言いただいた観測センサの「赤外サウンダ」では、 立体的な大気状態を観測することが可能となります。 下の動画は「イメージャ」と「赤外サウンダ」による観測をイメージしたものです。
開催状況
令和元年度からに令和5年度にかけて開催しました。