******* 天候概況 *******
「近畿地方の12月は、日本海側で顕著な多雪。」
数日の周期で低気圧が通過し、低気圧の通過後は冬型の気圧配置となりました。このため、日本海側では曇りや雪または雨の日が多く、太平洋側では晴れの日が多くなりました。期間の後半は強い寒気の影響を受けて、日本海側を中心に記録的な大雪や荒れた天気となった所がありました。
近畿日本海側の12月の降雪量は平年比504%で、1961年の統計開始以来、多い方から第2位となりました。
近畿地方:気温は平年並、降水量は多く、日照時間は多くなりました。
日本海側:気温は平年並、降水量はかなり多く、日照時間は平年並、降雪量はかなり多くなりました。
太平洋側:気温は平年並、降水量は平年並、日照時間は多くなりました。
上旬:
天気は数日の周期で変化しました。期間のはじめは前線の影響で、期間の中頃は気圧の谷の影響で、大雨や荒れた天気となった所がありました。前線の通過後は寒気の影響で、日本海側を中心に曇りや雨となる日がありました。
近畿地方:気温は平年並、降水量は多く、日照時間は平年並となりました。
日本海側:気温は平年並、降水量は多く、日照時間は平年並となりました。
太平洋側:気温は平年並、降水量は多く、日照時間は平年並となりました。
中旬:
期間の前半は日本海側では気圧の谷や寒気の影響で曇りや雨の日がありましたが、高気圧に覆われて晴れた日が多くなりました。期間の後半は、17日に低気圧や前線が通過し、大雨や荒れた天気となった所がありました。その後は、強い寒気や気圧の谷の影響で日本海側を中心に雪や雨となり、大雪や荒れた天気となった所がありました。
17日から18日にかけて各地で初雪を観測しました。
近畿地方:気温は高く、降水量は多く、日照時間は多くなりました。
日本海側:気温は高く、降水量は多く、日照時間は平年並となりました。
太平洋側:気温は高く、降水量は多く、日照時間はかなり多くなりました。
下旬:
期間のはじめは高気圧に覆われて晴れた日が多くなりました。期間の中頃に低気圧や気圧の谷が通過し、その後は強い寒気が南下して冬型の気圧配置が強まりました。このため、日本海側を中心に記録的な大雪や荒れた天気となった所がありました。
近畿地方:気温は低く、降水量は平年並、日照時間は多くなりました。
日本海側:気温は低く、降水量はかなり多く、日照時間は多くなりました。
太平洋側:気温は平年並、降水量は少なく、日照時間は平年並となりました。

