******* 天候概況 *******
「近畿地方では、強い日射と暖かい空気に覆われたため、気温がかなり高くなった。」
前線や湿った空気の影響を受けやすくなった上旬と下旬は、曇りや雨の日が多く、日本海側を中心に大雨となった日もありました。中旬は、日本の南に中心をもつ高気圧に覆われて晴れた日が多くなりました。また、中旬を中心に強い日射と暖かい空気の影響を受けて、気温が高くなり、7月の気温は平年差+1.6℃で、1946年の統計開始以降、高い方から第3位となりました。
なお、近畿地方は7月19日ごろに梅雨明けしたと見られます。
近畿地方:気温はかなり高く、降水量は平年並、日照時間は平年並となりました。
日本海側:気温はかなり高く、降水量は多く、日照時間は平年並となりました。
太平洋側:気温は高く、降水量は少なく、日照時間は平年並となりました。
上旬:
梅雨前線が本州付近に位置したため、曇りや雨の日が多く、大雨となった所がありました。また、7月4日は和歌山県田辺市付近に上陸した台風第3号の影響で、太平洋側では大荒れとなった所もありました。
近畿地方:気温は高く、降水量は平年並、日照時間は平年並となりました。
日本海側:気温は高く、降水量は多く、日照時間は平年並となりました。
太平洋側:気温は高く、降水量は平年並、日照時間は平年並となりました。
中旬:
日本海に停滞した梅雨前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日がありましたが、日本の南に中心をもつ高気圧に覆われて晴れた日が多くなりました。また、南からの暖かい空気が流れ込んだ影響で、7月中旬の平均気温は平年差+2.2℃となり、1961年の統計開始以降、高い方から第2位となりました。
近畿地方:気温はかなり高く、降水量は少なく、日照時間は多くなりました。
日本海側:気温はかなり高く、降水量は平年並、日照時間はかなり多くなりました。
太平洋側:気温はかなり高く、降水量は少なく、日照時間は多くなりました。
下旬:
期間の中頃に日本海から南下した前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多く、日本海側を中心に大雨となった所がありました。
近畿地方:気温は高く、降水量は多く、日照時間は少なくなりました。
日本海側:気温は平年並、降水量はかなり多く、日照時間は少なくなりました。
太平洋側:気温はかなり高く、降水量は少なく、日照時間は少なくなりました。
