アメダス(地域気象観測システム)

概要

 アメダスとは地域気象観測システムの英名の略称です(Automated Meteorological Data Acquisition Systemの頭文字を取るとAMeDASになります)。 気象庁は明治時代から全国各地に気象台や測候所を展開して気象観測を行ってきましたが、観測所の間隔が遠く離れており、観測密度の粗さが問題となっていました。 技術の発達により観測の自動化が可能になると、気象庁は観測密度の向上に着手し、その結果誕生したのがアメダスです。
 アメダスは1974年から運用を開始しており、気象台等の地上気象観測所と地域気象観測所を合わせて全国の約1,300か所で観測を行っています。 地上気象観測所と比較すると、地域気象観測所は観測している気象要素は少ないですが、地点数が多く空間的に密な観測を行っている点が特徴です。

沖縄県のアメダス

 沖縄県の地域気象観測所は26地点存在します。 内訳は、四要素観測所が8地点、三要素観測所が9地点、雨量観測所が9地点です。

観測地点凡例
沖縄県内の観測地点図
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