宮崎地方気象台ホームページをご覧いただきありがとうございます。
台長の晴山智(はれやまさとし)です。
今回、本ホームページに訪れた理由は何でしょうか。警報・特別警報や警戒を呼び掛ける情報を見聞きしたから?明日の天気を確認したいから?今降っている雨がいつまで降り続くのか気になったから?地震や火山の活動を知りたかったから?南海トラフ地震が心配になったから?・・・・
きっかけは何であれ、本ホームページに興味を持っていただき、天気や地震火山に関する情報・データを上手く活用して日々の生活に役立てて頂ければと思います。また、気象庁のホームページでは全国の気象・地震・火山の情報も確認できますし、各種情報や資料・気象庁の業務に関する解説のページもあります。ぜひ、ご活用ください。気象台・気象庁のホームページに慣れ親しんでいただければ、災害を引き起こすような顕著な自然現象(大雨・洪水・浸水・津波など)に直面した場合でも、必要とする各種情報・資料に上手くアクセスすることが出来るようになり、皆様のお役に立てると考えています。
宮崎県は、台風や梅雨前線に伴う大雨などによる水害、竜巻などの突風被害など気象災害はもとより、地震・津波、火山による災害が発生するリスクがあります。
皆さんの身近でも、土砂崩れや浸水、河川の氾濫、地震、津波などによる災害が起こり得ます。
昨年度(令和6年度)には、台風10号による風水害や10月の大雨、お盆前に発生した日向灘の地震などが発生しました。また、日向灘の地震に伴い全国で初めて発表された南海トラフ地震臨時情報や新燃岳の警戒レベルを上げる等、自然災害に注意が必要な状況も有りました。
気象台では、このような自然災害から県民の皆さんの生命・財産を守るため、さまざまな気象情報を発表しています。
また、これらの気象情報が大雨などの異常時に十分に役立つために、防災関係機関や住民の方々に対して、気象情報の利用について解説し、過去の自然災害や防災に関する知識の普及に努めています。
宮崎地方気象台は、明治16年(1883年)1月1日から宮崎測候所として観測を開始して以来、およそ140年にわたり宮崎の自然現象を監視し続けてきました。
その間、宮崎県内の災害に対する備えも進化してきています、気象台では、社会の変化に遅れることなく、皆さん自身が身近に起こり得る災害から適切に避難するための行動をとっていただくための情報をより良いものにする改善を続けていきます。
これからも、地域に信頼され、気象台が発表する気象情報により地域の防災、減災に貢献できる気象台であり続けるよう、職員一丸となって、関係機関と連携しつつ取組んで参ります。