高知県およびその周辺で定常的に発生している地震活動、過去に高知県に被害を及ぼした地震について説明します。
高知県とその周辺で発生する地震の特徴について
高知県内およびその周辺では、定常的に発生している地震として、安芸灘、伊予灘、豊後水道、日向灘にかけて、
また紀伊水道において、フィリピン海プレートが陸のプレートの下に沈み込む場所での地震や徳島県の陸域の浅い場所(地殻内)で地震が発生しています。
高知県内では主に地殻内の地震が発生しています。
四国沖には南海トラフがあります(陸のプレートの下にフィリピン海プレートが年間数cmの速度で沈み込んでいる場所)。
この沈み込みに伴い、南海トラフではこれまで約100~150年の間隔で大地震が発生しています。1946年の昭和南海地震が起きてから70年以上が経過しており、
南海トラフ地震発生の可能性が高まってきています。
(右図)
2024年に四国とその周辺で発生したマグニチュード(M)0.0以上の地震のアニメーション
高知県の地震活動の概要および被害について
高知県に被害を及ぼす可能性のある地震について
高知県に被害を及ぼす可能性のある地震として、南海トラフ地震、日向灘の地震、陸域の浅い地震について説明します。

南海トラフ地震
南海トラフ沿いでは繰り返し大きな地震が発生!

日向灘で発生する地震
日向灘では20数年間隔で大きな地震が発生!

陸域の浅い地震
高知県の周辺には活断層が存在!