令和7年度大阪管区気象台長表彰

 6月1日は「気象記念日」です。これは、気象庁の前身である東京気象台が、明治8年(1875年)同日に東京で気象と地震の観測を開始したことを記念するものであり、本年で150回目を迎えました。

 また、高知地方気象台は、明治15年(1882年)に高知県高知測候所として創立して以来、高知の気象等を観測するとともに、日々の生活や自然災害への防災対応に役立てていただけるよう、様々な観測データの提供や、天気予報・気象警報等の各種情報の発表を続け、本年で143周年を迎えています。

 例年、気象記念日には、気象行政に対して多年にわたりご協力をいただいている機関に感謝の意をお伝えするため、気象庁長官や大阪管区気象台長から表彰をさせていただいています。

 今年度は、平成22年(2010年)から大正地域雨量観測所の管理業務を受託いただいている四万十町立田野々小学校様、鳥形山地域雨量観測所の管理業務を受託いただいている日鉄鉱業株式会社鳥形山鉱業所様、田野地域雨量観測所の管理業務を受託いただいている田野町役場様、船戸地域雨量観測所の管理業務を受託いただいている谷脇幸秀様、また、番組「JUST IN CASE 災害への備え」にて、防災に関する知識の普及啓発や、県内の団体のさまざまな防災に関する取組を積極的に紹介されている株式会社エフエム高知様にそれぞれ大阪管区気象台長表彰を授与させていただきました。改めて感謝申し上げます。


四万十町立田野々小学校様への感謝状授与(向かって右側が金子校長)


日鉄鉱業株式会社鳥形山鉱業所様への感謝状授与(向かって右側が齊藤所長)


田野町役場様への感謝状授与(向かって左側が坂本町長)


谷脇幸秀様への感謝状授与(向かって左側が谷脇幸秀様)


株式会社エフエム高知様への感謝状授与(向かって左側が担当江口様)

 
 気象業務の開始から本年で150年を迎えたことから、気象庁ホームページでは「気象業務150周年特設サイト」を公開し、気象業務150周年記念事業や気象業務の歴史について紹介しています。ぜひご覧ください。
 https://www.jma.go.jp/jma/kishou/info/150th/index.html
 
 さて、四国地方は6月8日(速報値)に梅雨入りし、本格的な大雨シーズンを迎えました。大雨に対して気象台が発表する各種防災情報や、自治体から発令される避難に関する情報などを活用いただきながら、大雨に備え、ご自身の命、大切な人の命を守るための行動をとっていただきますようお願いいたします。