函館地方気象台長からのメッセージ

(令和7年4月14日更新)

 函館地方気象台長の重野です。
 日頃より当気象台のホームページをご利用いただきありがとうございます。

 函館地方気象台は、150年以上前に観測を開始した、日本で最も歴史のある気象庁の観測所です。
 この間、気象の観測や予測技術は大きく進歩し、様々な情報が発表されるようになりましたが、近年は全国各地で毎年のように台風による災害や線状降水帯などによる大雨の災害が発生しています。
 幸いなことに、函館地方気象台が担当する渡島・檜山地方では、ここ最近大きな気象災害は発生していませんが、大雨などの気象現象が増加しているのは紛れもない事実です。
 残念ながら、私たち人間の力では、台風、大雨、暴風雪、地震、津波、火山噴火等の自然現象を止めることはできませんが、住民の皆様一人一人が日頃から備えることにより、被害の軽減につなげることは可能です。
 気象台では、皆様一人一人が事前の対策を取れるよう、的確な防災気象情報の提供等に関係機関と連携しながら取り組んでまいります。いざというときに皆様が身の安全を図る行動をとれるよう、気象台の最新の情報や地元自治体からの避難情報等に耳を傾けていただければ幸いです。
 
         令和7年4月 函館地方気象台長  重野 伸昭(しげの のぶあき)

令和7年4月 函館地方気象台長  重野 伸昭(しげの のぶあき)
函館地方気象台長 重野 伸昭