北極域と南極域の海氷の平年値・極値

令和6年1月31日更新

統計期間と掲載データ

  • 平年値の統計期間は1991年から2020年までの30年間です。
  • 極値は、1979年1月から2023年12月までの毎日の観測値から算出しています。
  • 全球の海氷域面積は、北極域と南極域の海氷域面積の合計です。
  • 全球、北極域、南極域の海氷域面積の統計は暦年(毎年1月から12月の期間)を一区切りとして取り扱います。
  • 平年値は、日別の統計値を掲載しています。なお、閏日のデータは作成していません。
  • 平年値の作成にあたって、NSIDC提供の最新データを用いて再計算を行い、これに基づき、 「海氷分布図」、「海氷域面積の年別経過図」及び「平年値・極値」を更新しました。 令和4年(2022年)3月17日以降に発表した資料は上記の新しいデータセットを用いており、それ以前に発表した資料とは値等が異なる場合があります。

海氷域面積の平年値と極値

平年値 極値
最大 起年 最小 起年
全球 年最大値 データ読込中... データ読込中... データ読込中... データ読込中... データ読込中...
年平均 データ読込中... データ読込中... データ読込中... データ読込中... データ読込中...
年最小値 データ読込中... データ読込中... データ読込中... データ読込中... データ読込中...
北極 年最大値 データ読込中... データ読込中... データ読込中... データ読込中... データ読込中...
年平均 データ読込中... データ読込中... データ読込中... データ読込中... データ読込中...
年最小値 データ読込中... データ読込中... データ読込中... データ読込中... データ読込中...
南極 年最大値 データ読込中... データ読込中... データ読込中... データ読込中... データ読込中...
年平均 データ読込中... データ読込中... データ読込中... データ読込中... データ読込中...
年最小値 データ読込中... データ読込中... データ読込中... データ読込中... データ読込中...
  • 海氷域面積の単位は、「万平方キロメートル」です。

平年の海氷域面積の経過図

平年
Arctic:北極域, Antarctic:南極域, Global:全球
1991年から2020年までの30年平年値

平年の海氷分布と出現率分布

平年の北極域と南極域の海氷域と出現率の日毎の分布が表示できます。

種類:( 平年のみ、 出現率分布)  月日:

北極域

北極域

南極域

南極域

平年の海氷域の求め方
各日の統計期間で平均した海氷域面積と出現率分布を求め、出現率の高い領域から順に面積を足し合わせていき、 その累積面積が平均の海氷域面積と等しくなったとき、算出された領域を平年の海氷域としています。

季節変化の特徴

北極域の海氷域面積は2月後半から3月前半に最大となり、9月前半に最小となります。 南極域では北極域とは概ね逆の位相になりますが、変動の幅は1600万平方キロメートルあり、 北極域の900万平方キロメートルに対して2倍近い幅があります。 年平均の海氷域面積は両極でほぼ同じで約1200万平方キロメートルです。
これは南極域は南極大陸と周りの大洋で構成されるため、海氷が相対的に低緯度に存在し、 冬季には風によって薄い氷が広く低緯度にまで広がり、夏季には効率よく融解しますが、 北極海は大陸に囲まれているために冬季には海氷域があまり広がることができずに海氷が厚みを増し、 夏季の融解も遅くなるためです。
全球の海氷域は変動幅の大きい南極域の変動と同じような位相で変動しますが、 南極域で海氷域の拡大が緩やかになる7~8月に北極域で融解が急激に進むために、 7月初めと11月初めの2か所に極大が現れます。

関連情報

このページのトップへ