日本近海の海面水温

令和2年5月20日発表 (次回発表予定  5月29日)
気象庁地球環境・海洋部

診断(2020年5月中旬)

  • オホーツク海南部では、海面水温が平年より高い海域が縮小しました(図中A)。
  • 日本海北部・中部では、海面水温が平年よりかなり高い海域が縮小しました(図中B)。
  • 日本海南部では、海面水温が平年より高い海域が縮小しました(図中C)。
  • 釧路沖、常磐沖では、海面水温が平年よりかなり高い海域が引き続きみられます(図中D)。
  • 関東南東方では、海面水温が平年よりかなり低い海域が拡大しました(図中E)。
  • 日本の南、東シナ海南部では、海面水温が平年より低い海域が縮小し、平年よりかなり高い海域が拡大しました(図中F)。
  • 沖縄の南では、海面水温が平年よりかなり高い海域が縮小しました(図中G)。
  • 父島近海では、海面水温が平年よりかなり高い海域が拡大しました(図中H)。
  • 南鳥島近海では、海面水温が平年よりかなり高い海域が縮小しました(図中I)。

日本近海の海面水温平年差分布図(5月19日)
日本近海の海面水温平年差分布図(5月19日)

海面水温の平年値(1981〜2010年の30年間の平均値)からの差を示しています。 平年差は、図の右にある0.5℃ごとのスケールと同じ色で色分けされています。 内湾域等は、薄い灰色で示しています。また、海氷のために海面水温のデータがない海域は、灰色の網掛けで示しています。

この図の海面水温平年差は速報値です。日本近海のデータの図は、診断の発表後も、後から入手した観測値によって更新されることがあります。

解説

日本近海の海面水温

オホーツク海南部では、寒気や平年より風が強かった影響により、海面水温が平年より高い海域が縮小しました(図中A)。

日本海北部・中部では、寒気の影響により、海面水温が平年よりかなり高い海域が縮小しました(図中B)。

日本海南部では、海面水温が平年より高い海域が縮小しました(図中C)。

釧路沖、常磐沖では、下層の暖水の影響により、海面水温が平年よりかなり高い海域が引き続きみられます(図中D)。

関東南東方では、海面水温が平年よりかなり低い海域が拡大しました(図中E)。

日本の南、東シナ海南部では、暖かく湿った空気の影響により、海面水温が平年より低い海域が縮小し、平年よりかなり高い海域が拡大しました(図中F)。

沖縄の南では、海面水温が平年よりかなり高い海域が縮小しました(図中G)。

父島近海では、暖かく湿った空気の影響により、海面水温が平年よりかなり高い海域が拡大しました(図中H)。

南鳥島近海では、海面水温が平年よりかなり高い海域が縮小しました(図中I)。

今後の見通し

オホーツク海南部の海面水温は、向こう1か月、平年並か平年より低いでしょう。

日本海、北海道南東方、本州東方、関東南東方、東シナ海北部の海面水温は、向こう1か月、平年並か平年より高いでしょう。

四国・東海沖、沖縄の東、沖縄の南の海面水温は、向こう1か月、平年より高いか、かなり高い見込みですが、紀伊半島の南では、平年並か平年より低いでしょう。

東シナ海南部の海面水温は、向こう1か月、平年よりかなり高いでしょう。


日本近海の各海域の海面水温について

日本近海の各海域および日本海全体の海面水温を、他の診断ページにてそれぞれ解説しています。 ページ下部の「関連情報」のリンクより、各海域の診断ページをご覧下さい。

海面水温の診断にあたって

  • 1981〜2010年の30年間に出現した海面水温の上位1/3以上を「平年より高い」、下位1/3以下を「平年より低い」とし、それらを除いた中央1/3の範囲を「平年並」としています。また、上位(下位)1/10以上(以下)を「平年よりかなり高い(低い)」としています。

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