日本近海の海面水温(月概況)

平成27年6月22日発表
気象庁地球環境・海洋部

診断 (2015年5月)

  • 日本の東では、海面水温が平年より高くなっていました(図中A)。
  • 日本海の海面水温は、中部(図中B)で平年より低く、北部および南部(図中C)では平年より高くなっていました。
  • 太平洋の北緯30度以南では、海面水温が平年より高くなっていました(図中D)。

日本近海の月平均海面水温平年差分布図(2015年5月)
日本近海の月平均海面水温平年差分布図(2015年5月)

海面水温の平年値(1981〜2010年の30年間の平均値)からの差を示しています。 平年差は、図の右にある0.5℃毎のスケールと同じ色で色分けされています。 内湾域等は、薄い灰色で示しています。また、海氷のために海面水温のデータがない海域は、灰色の網掛けで示しています。

この図の海面水温平年差は速報値です。海洋のデータバンクの図は、診断の発表後も、後から入手した観測値によって更新されることがありますので、最新の資料は、データバンクをご利用ください。

解説

日本近海の海面水温

日本の東では、海面水温が平年より高くなっていました(図中A)。この海域では、4月は東経145度以西を中心に海面水温が平年より低い海域が広がっていましたが、5月上旬に日射量が平年より多かったことや、南よりの暖かい風の影響を受けて、海面水温が平年より高くなりました。特に、北海道南東方では暖水の影響もあり、平年よりかなり高い海域もみられました。

日本海の海面水温は、中部(図中B)で平年より低く、北部および南部(図中C)では平年より高くなっていました。日本海南部では、5月上旬に日射量が平年より多かったため、海面水温が平年よりかなり高い状態となっていました。

太平洋の北緯30度以南では、海面水温が平年より高くなっており、広範囲で平年よりかなり高い海域がみられました(図中D)。


海面水温の診断にあたって

  • 1981〜2010年の30年間に出現した海面水温の上位1/3以上を「平年より高い」、下位1/3以下を「平年より低い」とし、それらを除いた中央1/3の範囲を「平年並」としています。また、上位(下位)1/10以上(以下)を「平年よりかなり高い(低い)」としています。

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