黄砂観測日数の経年変化

2021年5月19日時点 

診断

 大陸より日本へ飛来する黄砂もエーロゾルの一種です。気象庁では、国内11地点(2020年12月31日現在)の気象台で、職員が目視により大気中に黄砂粒子が浮遊していると判断した場合に「黄砂」として記録しています。
 2020年の黄砂観測日数(国内の気象台のいずれかで黄砂現象を観測した日数。同じ日に何地点で観測しても1日として数える)は5日、黄砂観測のべ日数(国内のそれぞれの気象台で黄砂現象を観測した日数の合計。同じ日に例えば5地点で黄砂が観測された場合には5日として数える)は10日でした。

 1967~2020年の統計期間では、黄砂観測日数には変化傾向は見られませんが、黄砂観測のべ日数は増加しているとみられます(信頼水準90%で統計的に有意)。黄砂観測のべ日数の増加傾向は2000~2010年に黄砂観測のべ日数が多かった結果を反映しており、黄砂観測日数及び黄砂観測のべ日数とも年々の変動が大きく、変化傾向を確実に捉えるためには今後のデータの蓄積が必要です。

年別黄砂観測日数の図です

年別黄砂観測日数
国内のいずれかの観測地点で黄砂を観測した日数です(同じ日に何地点で観測しても1日として数えます)。
1967年から2020年まで黄砂の観測を続けている11地点について集計しています。




年別黄砂観測のべ日数の図です

年別黄砂観測のべ日数
国内で黄砂を観測した地点数を合計した日数です(1日に5地点で黄砂が観測された場合には5日として数えます)。
1967年から2020年まで黄砂の観測を続けている11地点について集計しています。




月別黄砂観測日数平年値の図です

月別黄砂観測日数平年値
1967年から2020年まで黄砂の観測を続けている11地点について、
黄砂現象が観測された日数を月別に集計し、1991年から2020年の30年で平均した値です。


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