世界の週ごとの異常気象

全球異常気象監視速報(No:1205)
描画要素:

この期間の主な異常気象・気象災害

異常気象現象分布図

異常気象の種類地域概況
1多雨東日本〜西日本
  • 台風第2号や前線の影響を受けた。
  • 東京都の東京では、2日〜3日の2日間降水量が261.0mmだった(6月の月降水量平年値:167.8mm)。
2大雨中国南部
  • 中国南部では、大雨により20人以上が死亡したと伝えられた(欧州委員会)。
3高温中国南部〜インド東部
  • 中国のコワントン(広東)省コワンチョウ(広州)では、31日、2日の日平均気温が約32℃(平年値:約27℃)で、31日の日最高気温が39℃に達した。
4高温西シベリア〜中央アジア西部
  • 暖気に覆われた。
  • 西シベリア南部のオムスクでは、6日の日平均気温が約29℃(平年値:約17℃)で、日最高気温が37℃に達した。
5少雨ヨーロッパ東部、中部
  • 引き続き異常少雨となった。
  • ドイツのベルリン - ダーレムでは、6日までの30日間降水量がほとんどなかった(5月、6月の月降水量平年値:57.2mm、61.3mm)。
6多雨ヨーロッパ南部〜北アフリカ北西部
  • 低気圧の影響を受けた。
  • 3週連続で異常多雨となった。
  • スペイン南部のグラナダ空港では、2日〜5日の4日間降水量が20mmを超えた(6月の月降水量平年値:6.5mm)。
7高温カナダ北部〜米国北部
  • 暖かい高気圧に覆われた。
  • カナダ南部〜米国北部では先週に引き続き異常多雨となった。
  • 米国のノースダコタ州ビズマークでは、4日の日平均気温が約26℃(平年値:約17℃)で、4日、6日の日最高気温が33℃を超えた。
8少雨カナダ南東部〜米国北東部
  • 引き続き異常少雨となった。
  • 米国のバージニア州ワシントンダレス国際空港では、6日までの30日間降水量が30mm未満だった(5月、6月の月降水量平年値:132.2mm、93.8mm)。
9大雨ハイチ
  • ハイチでは、大雨により40人以上が死亡したと伝えられた(欧州委員会)。
10大雨ベネズエラ
  • ベネズエラでは、大雨により10人以上が死亡したと伝えられた(欧州委員会)。
11高温オーストラリア南東部
  • 暖気に覆われた。
  • オーストラリア南東部のアデレードでは、3日の日平均気温が約20℃(平年値:約13℃)で、日最高気温が25℃を超えた。

 概況文では、世界で発生した主な異常気象(広い範囲での高温・低温、社会的に影響が大きい多雨・少雨など)や気象災害について記述しています。 概況文にない地点の異常気象については、異常高温・低温発生地点異常多雨・少雨発生地点異常天候地点リストをご覧ください。

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