CMT解のページの見方
CMT解析について
解析する地震について
日本とその周辺で発生した地震のうち、気象庁マグニチュード5.0以上の地震についてCMT解析を行います。
掲載されるCMT解について
CMT解の項には、地震発生の翌日以降に職員による解析を行い、精度が良いと判断された解のみを掲載しています。
地震リストのページ
発生時刻・震源位置・M・震央地域名
気象庁で決定した、地震が発生した時刻・位置・マグニチュードです。
Mw(モーメントマグニチュード)
CMT解析により求められたモーメントマグニチュードです。
断層面解
CMT解析によって求められた2つの断層面解の走向・傾斜・すべり角です。
詳細
詳細の部分をクリックすることで、各地震のCMT解についての詳しい情報が表示されます。
各地震の詳細ページ
震源時と震源位置およびマグニチュード
気象庁で決定した、地震が発生した時刻・位置・マグニチュードです。
セントロイド時刻とセントロイド位置およびモーメントマグニチュード
CMT解析によって求められた、セントロイドの時刻と位置およびモーメントマグニチュード(Mw)です。(セントロイドや Mw については「CMT解とは何か」の項を参照してください。)
モーメントテンソル解
CMT解析によって求められた地震のエネルギー量とモーメントテンソルの各成分の値および非D.C.(ダブルカップル)成分比です。(モーメントテンソルや非D.C.成分比については「CMT解とは何か」の項を参照してください。)
発震機構解
CMT解析によって求められた断層面の走向・傾斜・滑り角と、主圧力軸(P)・主張力軸(T)・中立軸(N)の方位・傾斜です。
使用観測点数と解の精度
CMT解析に使用した観測点の数と、結果のVR(バリアンスリダクション)です。観測点数は多いほど良いというわけではありませんが、精度を保つためには最低5点程度必要です。(バリアンスリダクションについては「CMT解とは何か」の項を参照してください。)
震源球
CMT解析によって求められた解を平面図にしたものです。
図1 震源球の例(例は2005年8月16日11:46宮城県沖[M=7.2]の地震のCMT解)
※震源球の図は、下半球投影という方法で表示されています。下半球投影では、震源球の下半分を真上から見た形の図になります。
周辺のCMT解
今回の地震の震源周辺で、過去10年間に気象庁で求めたCMT解をセントロイド位置に表示した図です。今回の地震のCMT解は赤色の震源球、過去の地震のCMT解についてはセントロイドの深さに対応した色の震源球で表示しています。また、モーメントマグニチュードが大きいものほど大きな震源球で表示しています。
図2 周辺の活動図の例(例は2005年8月16日11:46宮城県沖[M=7.2]の地震における周辺のCMT解)
CMT解 PDFファイル